二宮金次郎に学ぶ実践のまちづくり


元旦の日課を今年もこなしました。
二宮金次郎を祀る小田原の報徳二宮神社の初詣です。

江戸時代の後期、疲へいした農村の復興に際立った手腕を発揮したのが二宮金次郎です。
600もの復興事業を成功させたと言われます。


まち興しの達人です。
現代においても学ぶところ大です。

特色は財政も含めた長期計画と事業を漸進的に進めるところです。
目先の成果に惑わされず長い眼でまち興しを捉えています。

開成町の今日までの発展は金次郎手法と重なります。
1965年に策定した土地利用の基本方針を堅持し発展の礎としてきました。

昨年からスタートした新しい町の総合計画では土地利用方針が変わりました。
町を3区分に分けてゾーニングする手法が消えました。

田園空間を保全する地域と住宅地と開発区域の3区分です。
シンプルでわかりやすいやりかたです。

私はなぜ消し去るのか首をかしげます。
未来を切り開く斬新性をいまなお持っていると確信してます。

不易流行という言葉があります。
変えてよいものと変えてはいけないことのたとえです。

3つのゾーニングのまちづくりは開成町においては不易に当たります。
変えるにはそれ相当の理由がなければなりませんが明示されてません。

発展の礎となってきたものを小手先でいじってみても混乱を生じるだけです。
次の計画の見直しの際に再検討を期待したいです。

金次郎の特色はもうひとつあり、これが最も大切です。
長期計画をまとめた後着実に実践しました。

今日でいえば掲げた公約は必ず果たしたということです。
公約をあやふやにしては有権者にウソをついたのと同じです。

全ての首長は公約がおろそかになっていないか点検が不可欠です。
金次郎はまち興しの教師です。

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