2026年注目のひと1 新NHK会長井上樹彦さん

年末の紅白歌合戦をご覧になった方は全員が感じられたと思います。
司会のまずさです。

間が取れず沈黙の時間だけが流れます。
総合司会の女性アナは棒立ちでした。

カメラの前を人が横切ることがしばしばありました。
超看板番組で信じられません。

かつて勤務した放送局の惨たんたる有様が哀れでした。
NHKは劣化が進み危機的です。

私は政治記者上がりですので報道が気になります。
世間をあっと言わせるスクープは最近見たことありません。

まれに地域のNHK記者の取材をうけることもあります。
足で稼ぐリアルな取材へのこだわりが薄いのが気になります。

ネット上のネタをつぎはぎすれば記事は書けてしまいます。
薄っぺらな評論記者を育ててしまいます。

おしゃべりが上手くても中身がなくては報道する意味がありません。
おしゃべりも中身もひどい記者リポートもひんぱんに見かけます。

説得力ある放送はNHKスペシャルなどの番組がかろうじて支えてます。
しかし息切れ気味で再放送が目立ちます。

NHKは新卒大学生からも見放されつつあります。
かつては文系の人気ベスト10の常連だったのに今はベスト50で探すのがやっとです。

今月新たな会長が誕生します。
私の1期下の政治記者の井上樹彦(たつひこ)さんです。

政治記者としては目立つ方ではありません。
話を聴く能力が長けていた印象がありその特性が活かされたのだと思います。

井上新会長に期待したいのは芯を入れることです。
NHKの背骨は報道ですので今のだらけた状況に喝をお願いしたいです。

報道の命はスクープです。
原点回帰が断じて必要です。

報道がよみがえればNHK全体に緊張感が生まれます。
井上新会長はこの一点に賭けて欲しいです。