どさくさ紛れの大阪都構想復活劇

大阪府の吉村知事と大阪市の横山市長がそろって辞職の意向を示しました。
衆院選と合わせて大阪都構想の信を問おうとの思惑です。

維新は自民の高市政権と連立合意を交わしました。
副首都構想なる維新の主張が盛り込まれました。

衆院選と合わせて大阪都構想の信を問うということは大阪都構想=副首都なのでしょうか。
維新は中身をはっきりさせる必要があります。

副首都構想とごっちゃにさせて大阪都構想が信任を得られた空気感を醸成するとしたら邪道です。
両構想は明確に区分けしなければなりません。

維新にとって関西万博の成功で気をよくしているところに降ってわいた解散総選挙です。
高市マジックに乗って宿願の大阪都構想の実現にも弾みをつける狙いが透けて見えます。

大阪で維新は圧倒的第一党の立場を確立してます。
小選挙区では他党が議席を奪うのは困難な情勢です。

維新と連立を組むということ自体、高市総理は小選挙区を捨てた感があります。
政権政党として比例代表のみで生き残ろうとするのは敗北主義的です。

現状では維新はやりたい放題ができます。
その典型例が吉村、横山両氏の辞任による都構想の再々提起です。

イギリスにスコットランド民族党があります。
スコットランド独立が根本の主張です。

2014年住民投票に持ち込まれましたが過半数には届きませんでした。
おととしの総選挙で48議席から9議席へ惨敗しました。

独立の大義は理解するものの実現にほど遠い現状にあきらめの気持ちが強まったと見ます。
大阪都構想も構想をもてあそんでいると同じ憂き目を見る可能性があります。