科学の最先端の話しを聞いてわくわくしましょう!

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(写真は、神奈川県大井町相和小学校内に設置されている電子基準点)

GPSを活用した地震予測に取り組んでいられる東京大学名誉教授の村井俊治さんの講演会が9月9日午後2時から大井町生涯学習センターで行われます。

GPSの電波を受ける電子基準点が大井町の相和小学校のプール脇にあります。全国で1300近くある電子基準点のうちの一つです。

人工衛星と電子基準点を結びそれぞれの距離を正確に計測しています。地面の動きに異常がないかどうかを確かめ地震予測を行っています。

村井先生から事前に相和小学校の電子基準点を見たいと言われました。8月20日になりました。元測量会社のエンジニアの井上三男さんと案内します。

せっかく測量学の世界的な権威が来られるのですから相和小学校の子供たちに測量学の最先端を知ってもらう方が良いのではないかという話になりました。

村井先生の話しは判りやすいので小学校の高学年ならば十分理解できます。大井町の間宮町長に相談してみたら良いことだからやりましょうと二つ返事でした。

町役場の方ですぐに相和小学校と連絡を取ってくれました。子供たちや保護者と先生を集めて村井先生の特別授業を行うことがあっという間に決まりました。

GPSを使った測量で何がわかるか最先端の話が聞けます。相和小学校は全校の児童数が77人の小さな小学校です。夏休みのとても良い体験になると思います。

村井先生の話しですと日本とハワイは一年間に6.5センチ近づいているということです。大陸移動説という仮説がありますが測量によって実証されつつあります。

村井先生の話しを聞いていると何かわくわくしてきます。未知の事象を垣間見る喜びです。子供たちが科学する心を育んでくれるきっかけになればと期待してます。