あしがら未来音楽フェスティバル

8月23日、酒匂川の河川敷にある開成水辺スポーツ公園で打ち上げられる「あしがら花火大会」。昨年、開成町の若者が同時開催のコンサートを始めました。

私の高校の同級生の巻上公一さんがリーダーを務めるヒカシューがメインゲストでした。日本ジャズ界の巨人の一人坂田明さんも参加してくれました。

単に花火を楽しみのではなく新しい試みができないかなと巻上さんと話したのがきっかけです。未来を拓くようなコンサートを始めようということになりました。

未来を拓くのですから若者たちに主体になってもうらおうと開成町の文命中学校のおやじの会のOB会のリーダーの山下純夫さんに相談しました。

山下さんの息子さんが二十歳でした。町の成人式を企画した仲間たちと一緒に進めることができました。「あしがら未来音楽フェスティバル」と名付けました。

素人が仕切るのですから準備が、ドタバタのところがありましたが、ゲストが素晴らしかったこともあって、なかなかのイベントとなりました。

さて今年です。山下さんの息子さんが大学院の試験にあたり中心となって運営する主体が見つかりません。お父さんの山下さんが直接乗り出してくれました。

町会議員の山田貴弘さんも協力してくれました。リーダーは、伊藤李江にお願いしました。伊藤さん、イベントなどを手掛けている若い女性です。

還暦まじかの私が加わりましたので昨年より主体のメンバーの平均年齢がぐっと上がりましたが、勢いではなく人生経験で何とか乗り切ることにしました。

難儀だったのは資金集めです。行政も予算が厳しく昨年並みの資金は確保できません。不足分を寄付で調達しなければなりません。一苦労です。

強い味方が登場しました。巻上さんの友人の小澤弘邦さんからインターネットを通じて募金を募るクラウドファンディングというやり方があると言われました。

早速取り入れてみようということになりました。一軒一軒コツコツ回るやり方とネット活用の新しい資金集めを組み合わせてもう一息のところまで来ました。

ポスターも出来上がりました。伊藤さんを先頭に町内を回って貼ってもらうことになりました。来週には小田原記者クラブにも案内に行ってきます。

何とか8月23日を迎えられそうです。足柄高校の軽音楽部や大井高校のダンス部、開成町の小学生のジャズバンドなどの出演もあります。お楽しみに!。