伝統芸能だって防災教育の強力な応援団

創新=イノベーションはどうすれば可能なのかを町長時代考え抜きました。
古いものと今がぶつかり合ったら面白いと思いつきました。

300年の歴史を持つかやぶき屋根の古民家再生に結びつきました。
古い建物を活用し新しい価値を発信するのです。


昨日瀬戸屋敷で「琵琶de防災in瀬戸屋敷」が開催されました。
1部と2部合わせて土蔵に120人ほどが詰めかけ盛況でした。


琵琶と太鼓という取り合わせでした。
著名な琵琶奏者の櫻井亜木子さんが仲間を集めてくれました。


1923年の関東大震災1854年の安政南海地震1707年の富士山噴火。
大災害を題材に取った創作楽曲を披露してくれました。

個人的には安政南海地震の実話「稲村の火」に感動しました。
ヤマサ醤油の創業者の濱口梧陵(はまぐちごりょう)の物語です。

濱口は避難の目標にするために自らの稲村に火をつけて村人を高台に誘導させました。
自らの犠牲をいとわず村人の救助に身を挺しました。


櫻井さんの語りと琵琶の深遠な響き太鼓の鼓動が合わさると映画のように画面が浮かびます。
濱口さんの魂が迫ってきたかのような感慨を覚えました。


このイベントは内閣府のコミュニティー防災教育推進事業のモデル指定を受けました。
内閣府の依頼を受け兵庫県立大学の澤田雅弘淳教授らが視察に来られました。

澤田さんらに伝統的な芸能も上手に生かせば防災教育に役立つと力説しました。
古い地域資源を今に活かす瀬戸屋敷再生と同じ発想です。

強烈な印象を与えたと確信します。
内閣府に斬新な防災教育の在り方として紹介してもらえるはずです。