天の声

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月に一度の杉田廣善さんの新しい道の勉強会に参加しました。毎回、同じ話の繰り返しようでいて必ず新たな発見があるから不思議です。

杉田さんは人間は心を持っていて自分のことだけが可愛くて自分が自分がと思ってしまうから本当に為すべきことが見つからないと言われます。

自分が良くなればとあれこれと理屈を思いついたり知恵を巡らせたりします。そうした心が良くないと言われても無くせません。

どうすれば良いのかと伺うと、何でもかんでも喜んで目の前の体験を積んでいくとそのうち「ふと」気付くことがあると言われます。

頭で考える理屈ではなく魂の底から発する言葉が湧いていると言われます。魂レベルのメッセージと言って良いと思います。

直感で閃くことは良くあります。それは外からやってくるように思います。宇宙からなのかわかりませんが外部からのメッセージです。

杉田さんが言われるのは、外からのメッセージではなく自分のうちから肚の底から湧いてくるメッセージのことです。

自分の頭で考えたものと肚の底から湧いてくるものは違いがあると言われます。日々喜んで生きているとその違いが判って来ると言われます。

いわば魂レベルのメッセージが受け取れるようになれば自然体でありのままの姿でいながら全ては順調に流れて行くということです。

滝に打たれたり特別の修行は必要ないと断言されます。静かに自分の内面を見つめることと感謝し喜んで過ごせば良いと言われます。

悟らなければならないといきり立つこと自体が自分の頭で考えた欲望なのでしょう。欲望に絡め取られていては悟りの境地は程遠いです。

あるがままに受け止めて、ありがとうと感謝すること、目に映る現象は全て喜んで受け止めることの二つを心がければ良いという訳です。

簡単なようでいて滝に打たれるより難しいかもしれません。特別のことをすれば意識も高まりますので集中できます。

そうではなく、力む必要はなく当たり前のような日々の暮らしを喜んで受け止めていれば魂のメッセージに「ふと」気付くということです。

魂のレベルに達するというと格別な心構えが必要だと思い込んでしまいます。しかし、自然体で喜ぶことが大切だと言われます。

そして魂の奥底のメッセージとともに生きることができればすべては喜び、行動は落ち着き自ずと平和な世界が招来されます。

苦難と思えるような事柄も自然体であるがままに受け止めることができて世のためになる行動をすることができます。

「日本人の魂の底には天からのメッセージが宿っている場所があります。その場所のありかに気づきそのメッセージに沿って生きること。」

杉田さんの言われることを突き詰めるとこんな感じです。そうした日本人が増えれば本来の日本という国が自ずと蘇るというのです。

毎回天の声を聴かせてもらっている感じです。それでいて自分を崇めろとかおカネをとかは一切ありません。神様、それ以上の人かもしれません。