沖縄基地問題と日中関係、とんでもなく複雑で解決が困難と思われている課題について打開の道を探ろうと考えました。

10月18日(土)午後6時より横浜駅西口徒歩5分のところにある「かながわ県民センターホール」でパネルディスカッションを行います。

パネリスト4人で、私がコーディネーターを務めます。まず集団的自衛権行使容認から議論を始めたいと思います。

元内閣官房副長官補で防衛庁の官房長を務めた柳沢協二さんを呼んでいます。柳沢さんは、行使容認を批判しています。なぜかを伺います。

柳沢さんは、2003年の自衛隊のイラク派遣の政策遂行者です。イラク戦争の根拠とされた大量破壊兵器はでっち上げでした。

アメリカから集団的自衛権行使を求められた時、日本は拒否できるのか、でっち上げの戦争に巻き込まれる危険性はないのか問います。

元内閣官房長官で自民党幹事長も務めた野中広務さんにも登壇願います。野中さんは、小渕内閣の官房長官時代、沖縄の基地問題に深く関わりました。

また中国との関係強化にも精力的に取り組み中国政府要人と太いパイプを築きました。沖縄と中国両方に精通した政治家です。

野中さんがレールを引いた普天間基地の辺野古移設は、鳩山政権の迷走により沖縄県民の強い反対に直面しています。

沖縄は、尖閣諸島問題という日中間の懸案の最前線に位置する島でもあります。日米、日中、どうバランスを取れば良いのか直撃します。

沖縄出身の政治学者で沖縄のたどってきた明治時代以降の歴史に詳しい我部政男さんにも議論に加わってもらいます。

明治時代の鹿児島県への編入、アメリカ軍との地上戦とその後の強制的な基地収用、1972年まで遅れた本土復帰。

一連の歴史を背景に沖縄県民の意識がどう醸成され、今日の普天間基地移設や尖閣問題を捉えているのか本音を伺います。

中国人の学者にも参加してもらいます。日中関係を始め国際政治に詳しい朱建栄さんを招きました。中国の立場を歯切れよく語ってもらいます。

中国は、尖閣諸島(中国名釣魚島)問題にどう向き合うつもりなのか、棚上げ路線は可能なのか質問をぶつけてみます。

沖縄を占領するみたいな荒唐無稽な話も流れています。武力で領土を変更するなんてことがあり得るのかも同じく伺います。

本筋の話ではありませんが、朱さんは昨年消息不明となり中国当局の取り調べを受けていたことが判明しました。多少、経緯は聞きたいです。

4人の論客が揃っています。テーマは極めて複雑に見えます。どのように議論を収れんさせるのか容易なことではありません。

事前に意見調整をして議論を一定方向に導くようなことはしません。予定調和の仕切りは面白くありません。行き当たりバッチリで行きます。

ただ、聞いていただいている方々に多少なりとも希望が湧くような方向でまとめたいと思っています。解決の糸口を提示したいです。

私は、沖縄が日本の主権を有しながら日本、アメリカ、中国の合意により中立の島とすることができるかどうかが最大のカギだと思います。

日本は、沖縄の自治権を拡大し特別自治州とし、アメリカと中国は、その地方自治を最大限尊重することを約束します。

そうすれば緊張緩和は進み沖縄の米軍基地の撤退も見えてきます。日米中の信頼がなければできないアイデアですが検討の余地あります。

(追記)

かながわ県民センター 横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 045-312-1121(代表)

パネルディスカッション開催のカンパも受け付けています。090-7425-1888(露木)