障害者+どんぐり=幸せ

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昨日、開成町の瀬戸屋敷の土蔵で障害者就労支援A型事業所、株式会社「まち・ふく」社長の田中博士さんの講演がありました。

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瀬戸屋敷の川澄館長が近隣の障害者施設に声かけをし福祉関係者の皆さんらが大勢参加してくれました。40人近くが集まり席を足しました。

田中さんは、知的障害者にどんぐりを拾ってもらって製粉化しクッキーやそばやパスタなどの食品を開発して販売しています。

同時にレストランの経営も行ってどんぐりメニューの料理を提供しています。どんぐりピザやパスタ、美味しいです。パンもいけます。

どんぐり食品の開発に、どんぐり源さんが関わっているところがみそです。85歳のどんぐりの伝道師が応援しているのは心強いです。

「みそ」といえば源さんは、どんぐり味噌の開発に夢中です。上手く行けばまた食品の種類が増えます。楽しみです。

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昨日も講演前に源さんと一緒にお昼をとりました。源さんがいると場が和みます。どんぐりは人を平和にすると思います。

相鉄線三ツ境駅から歩いて数分のところに田中さんのレストランはあります。二階がどんぐり工房というか作業場になっています。

おしゃれな建物です。ただ、家賃が高いのに頭を痛めています。就労者への給料もありますので固定費を下げる必要があると話してました。

田中さんは気取らず率直にこれまで2年間取り組んできたことを話していました。障害者の持つ力について強調していました。

もし自分が同じ立場に置かれたのならば同じように元気で生きることができるだろうかと思うと率直に話していました。

逆に元気をもらうということです。五体満足であってもこの世は結構厳しい制限がついています。自由にという訳には行きません。

それに加えて障害を持てばその制限はさらに強まります。それでもその現状を受け止めて前向きに生きることは尊いです。

身体を超えた魂レベルの視点から見れば良く判ります。障害者は、目に見えない魂のレベルで尊い修行を積む人生を選択していると言えます。

そうした修行に懸命になっている人に対し敬意を払い自立に向けた修業が少しでも円滑にできるように支援することは健常者の務めです。

施すとかではなく当然のことです。障害者が魂レベルの修行を積んで目に見えるレベルでも自立が果たせることは双方の喜びです。

田中さんの取り組みは、どんぐりという日本中にある素材を使って障害者の魂の修行と身体の自立を手助けしているところに新奇性があります。

どんぐりと障害者は、社会を幸せにすると田中さんは結論付けていました。全く同感です。私の幸せな社会づくりを応援させていただきます。