未来の新しい社会づくり、女性力に期待します。
昨日、開成町で「良い映画を見る会」がありました。毎年開催です。チケット販売から何から何まで町民のボランティアの手作りです。
会場の開成町福祉会館、超満員でした。私も妻と一緒に出かけたのですが座る場所を探すのが大変でした。一番後ろの隅の席に座りました。
ボランティアの中心となっているのは、開成町で一番最初に福祉のPOを立ち上げて介護支援サービスの事業を始めた女性です。
先週の金曜日、17日の夜、小田原市民会館で市民団体の交流会がありました。20団体が参加して満席でした。
小田原市の市民活動サポートセンターに新たに団体登録した代表者の交流会でした。それぞれ自己紹介をして活動をPRしました。
私が代表を務めている日中歴史文化交流センターも新たに加わりました。中国との歴史文化交流で友好関係を築こうと活動を始めたことを話しました。
11月9日にサポートセンターに登録されている団体のお祭りがあります。今年で10回目です。73団体が参加です。
小田原市鴨宮にあるマロニエという市民集会施設で開催されますが庭も含めて全館貸し切りでの一大市民イベントです。
市民活動を支えているのもNPOで市役所が側面支援という形になってます。NPOの中心になっているのは、やはり女性です。
都会から開成町に越してきた女性二人組が借りた家を拠点に活動を始めました。家は、私が町長時代に紹介したものです。
彼女たちはその家に「じねん(自然)堂」と名付けました。二人とも人間が本来持っている自然の力を尊重することを大切にしています。一人はゆる体操といって身体を緩めることで生命力を回復させる体操を指導しています。開成町で教室ができるまでになりました。
もう一人は、できる限り自然の育児がこどもの健やかな成長につながると考え、おむつなしで育児をすることを指導しています。
よそ者の女性が開成町の市民活動に新風を吹き込んでいます。11月1日に自然堂祭りを行って活動を紹介するということです。
安倍政権は女性が活躍できる社会づくりを目指しています。登用した閣僚の問題でガタガタしていますが方向性は間違っていません。
ただし女性を飾り物のように扱って活躍していると見るのは大間違いです。実践が伴っている本物に光を当てませんとすぐに化けの皮がはがれます。
私は女性の持っているしなやかな感性と行動力が自由な新しい社会を創造する大切な要素だと思います。女性の活躍=新たな社会づくりです。
男性中心社会でしがらみにがんじがらめになっている社会の息苦しさに持ち前の行動力で風穴を開けて欲しいです。
男性の反発があるかもしれませんが、それは嫉妬の裏返しに過ぎない側面が強いと思います。ひるまずに進んで欲しいです。