よそ者で若者の活力が、必要です。

昨日は、酒匂川流域自然エネルギー研究開発協議会の意見交換会がありました。30歳、32歳、40歳、ベンチャー企業の3人が参加しました。

若いって良いですね。発想も柔軟で活力もあります。会って話をしているだけでこちらも元気をいただけます。すがすがしくなります。

私たちが、酒蔵の復活や薬草の栽培に向けて動いていることを知って一緒に取り組める分野があるのではないかということでした。

農業系のベンチャー企業を立ち上げた30歳の社長と40歳のマネージャー、イベントや企画を手掛けている32歳のプロデューサーです。

我々の一般社団法人の理事にIT関連のベンチャー企業を設立し成功された方がいられます。ベンチャー企業の草分け的存在です。

その方がベンチャー企業の勉強会で我々の取り組みを紹介し関心を示した若い3人を開成町まで連れて来てくれました。

3時間ほどの話し合いでした。ほんとに楽しかったです。なにせ前向きです。それに皆さん優秀です。反応が早いです。

それぞれ一流大学を出て企業に勤め、独立して起業しています。我々の世代の感覚とは違います。組織から飛び出すことを怖れません。

海外経験も豊富で語学が達者です。当たり前のように海外での事業展開を視野に入れてます。日本社会もグローバル化してきたと実感します。

インターネットを駆使して最先端のビジネスを指向している彼らの関心が農業や酒蔵であることが面白いです。

彼らの眼には日本の農業にはビジネスチャンスの宝庫に映るようです。シンガポールでおにぎりビジネスを始めたと言ってました。

日本の美味しいお米でおにぎりを作ってシンガポールのオフィス街で販売をするなんて面白い発想です。月250万以上の売上です。

我々の取り組みは今は開成町を中心とする足柄地域が対象ですが狙いは神奈川県全域を視野に入れてできれば海外との連携もしたいです。

酒匂川の水は横浜や川崎に送られ飲料水になっています。水の連携で大都市部から資本を呼び込んで酒蔵の復活に活かすことを狙ってます。

日本酒は今海外でブームですので最初から海外での販売も考えてビジネスモデルを仕立てておいた方が良いに決まっています。

我々の現在のメンバーでは手出しできない分野です。海外経験豊富な若い面々が発想豊かに応援してくれれば心強いです。

一般社団法人の取り組みを実現するための人材が揃ってきました。よそ者の発想は得難いです。若いですのでセンスも違います。

協力し合える余地は大きいと思いました。若者にとっても地元にしっかり根付いた我々のような存在を求めています。

俗に言うウィン・ウィンの関係になれそうです。これから意見交換を積み重ねて魅力あるビジネスプランを発信していきます。

地元の若者にも刺激を与えてくれると思います。足柄地域全体をよそ者と地元の若い力で盛り上げてもらえるようになれば最高です。