地方創生選挙を前にして。

安倍総理の掲げる重点政策は地方創生です。もう一つの看板の女性の方は、相次ぐ女性閣僚辞任で新鮮さが消えくすみだしました。

安倍総理としては、一段と地方創生に力が入るのではないでしょうか。来年の統一地方選挙のメインテーマになることは確実です。

政府が打ち出した地方創生政策をどう受け止めて具体的に何を実行するのかが問う地方選挙にする必要があります。

抽象的なスローガンを掲げてただ頑張りましょうはもはや通用しません。人口減少で消滅とまで言われている地域が多いのですから。

絵に描いた餅のような開発計画を前提に人口が伸びるなどというまやかしはいけません。有権者も騙されないよう注意する必要があります。

これまで散々絵空事の空理空論で選挙が行われ続けてきたと言っても良いと思います。地位に就いたらできませんでしたの連続です。

選挙公約に掲げた以上は実現が大前提です。もしできない場合は責任を取って職を辞す覚悟がなければなりません。

地方選挙、どこもかしこもこのあたりの厳しさが足らないように思います。もはやそのようないい加減な選挙はやってられません。

繰り返しになりますが時代が大きな転換点を迎えています。人口と経済規模は右肩下がりが確実です。発想を根本から変える必要があります。

更に生存の大前提を揺るがすような大災害や環境の悪化が現実のものとして地域社会に迫ってきています。これに対応しなければなりません。

今現在、首長や地方議員をやろうとする人は、よほどの覚悟がある人でなければ務まりません。良いことなんてほとんどないです。

良いことがあるように見えたとしたら、過去の遺産がしっかりしているか、あるいは、右肩上がりの時代の夢を見ているに過ぎません。

地方創生関連予算で多少の大盤振る舞いがあっても長続きはしません。借金で火だるま状態の日本です。現実を見ないといけません。

では、どうすれば良いのか。きちんとした哲学というか覚悟を持って選挙に打って出ることが何より大切です。曖昧はいけません。

人口は確実に減るという大前提を受け止めてで25年後の2040年を描くことなしに何を主張しても信頼されません。

政府だって今度はそう甘くありません。ばらまきを期待していたら肩透かしをくらいます。きちっとした長期ビジョンが不可欠です。

その上で今何を為すべきかを具体の政策として掲げなければなりません。高齢者の住みよい街、子育てしやすい町ではダメです。

具体に何を実施するのか、それを実施する哲学は何なのか、実施するにあたっての財源確保のめどはたつのかきちんとしましょう。

ほとんど中身のない選挙パンフレットを手にすると今という時代をどう考えているのかと暗たんたる気持ちにさせられてしまいます。

これからの日本国内、容易ではありません。消費の状況から見ても国内経済は良くなりません。生活費は上がる一方です。

税収がない中で無駄を押さえてこれはという何本かの政策に集中する仕切りが求められます。首長や地方議員は覚悟して臨む必要があります。