富士フイルムOB、OGで作る「わの会」文化祭を見て思ったこと。

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NPO法人わの会の文化祭を昨日見に行きました。場所は、開成町のかやぶき屋根の古民家、瀬戸屋敷です。土蔵を借り切ってました。

瀬戸屋敷で一つの団体が文化祭をこのような形で開催するのは初めてです。わの会が多士済々で様々な分野の取り組みを重ねている証です。

リーダーは、富士フイルムの元部長の小泉順治さんです。会場でお会いしたら、会を発足してから16年だと言われていました。

その頃は定年後という言葉が注目され出した頃です。人生は定年後も長い、どう生きれば良いのか仕事人間にとって切実です。

小泉さんは職場の仲間たちが趣味を活かして集える場づくりを自ら手掛けました。開成駅近くにお茶が飲めるたまり場を作りました。

現在は喫茶は止めてカルチャーセンターとして活用しています。拠点となる場があったことが会の発展につながったと思います。

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富士フイルムに勤務された方を中心に輪を広げ、一人一人が楽しみながら社会に貢献する取り組みをして行こうとされてます。

生涯現役を実践するグループです。活動範囲はとても広いです。写真はもとよりギター、絵画、コーラス、男の料理、翻訳。書き切れません。

最近力を入れているのが健康づくりです。健康で長生きが日本の目標ですので自ら実践しようと健康塾などを開催しています。

楽しみながら健康づくりと一挙両得を狙ったのが「ハイキングと温泉を愉しむ会」です。会員登録が50人程度毎月歩く会を行ってます。

内閣府が募集した2013年度エイジレス・ライフの社会参加活動事例に選定されました。国も高齢社会における生き方のお手本としました。

時にはイベントプロデューサーにもなります。メンバーの息子さんが世界的フォルクローレグループ「ロス・カルカス」の奏者です。

カルカス来日に合わせてコンサートを実施します。今年の6月に南足柄市文化会館大ホールで行いました。喜びに溢れる音楽でした。

人生90年、100年時代と言って良いと思います。ギリギリまで元気で人生を楽しみ笑いながら過ごすことが最高の生き方です。

そうした理想の生き方を送るためには、外に出て仲間を作って一緒に楽しむことが何より大切です。わの会はいち早く実践しています。

背景には、富士フイルムというしっかりした企業の存在と人生を楽しむことができる年金の額があって初めて成り立ちます。

現在に日本の国造りはこの幸せの基盤を逆に壊してしまっています。国内から優良企業は海外に移り非正規雇用が3割です。

これでは老後の安定は望めず不安になります。不安になれば防御姿勢となるだけでなく不満もたまりぎすぎすした社会になります。

身体にも良くありません。医療や介護にかかる費用が増えて財政を悪化させます。社会全体が悪循環サイクルに陥っていると良いと思います。

悪い流れを断ち切るためには小さくてもモデルとなる取り組みを積むことです。わの会の取り組みは幸せな社会づくりの一つのモデルです。