サポセン祭り
小田原市鴨宮のタウンセンターマロニエでサポセン祭りがありました。第10回目でした。100以上の団体が参加して賑わってました。
「サポセン」と突然言われても何のことか判らないと思います。市民活動サポートセンターの略です。市民活動の交流拠点です。
参加団体の活動範囲は幅広いです。環境、スポーツ、歴史、文化、教育、子育て支援、国際交流、趣味、社会問題の勉強会など多種多様でした。
各団体がそれぞれの仲間内で活動を続けるだけでなく横の連携を取ることで新たな活動のヒントを得て活動の幅が広がることがあります。
ならばいっそのことお祭りを行って交流の場を創ろうということなのだと思います。小田原は市民活動が盛んだと思いました。
加藤憲一市長は市民活動を大切にする姿勢を看板にしています。市政の姿勢が良い影響を与えているように思いました。
市民活動サポートセンター自体が民間のNPOの運営です。市民活動に熱心な方々が市民活動を支える格好になっています。
小田原市では市民活動を支える体制を抜本的に見直して小田原駅前に新たな拠点を作ることが決まっています。
市民活動を行うのには集う場が必要です。使い易くなければなりません。お役所仕事でなく柔軟さが求められます。期待します。
私が代表を務めている日中歴史文化交流センターもサポセン祭りに参加しました。初参加で勝手が判らず若干戸惑いました。
足柄平野を流れる酒匂川、その上流にある福沢神社の守り神、中国の治水神禹王の探求の活動を模造紙に書いて紹介しました。
地味なので反応が乏しいのかと思っていましたがぼちぼちですがどんな活動をされているのですかと訪ねて来られる方がいました。
全国の温泉協会の会長を務めている方が詳しく聞いてこられました。温泉地学研究所の研究員もされていたとのことでした。
販売するものがあった方が賑やかになるので、どんぐり源さんのどんぐりクッキーを用意しました。結構売れました。
40袋用意しました。午後1時ごろに完売しました。一袋200円ですので本当にささやかですがどんぐり源さんの活動支援になります。
どんぐり源さんにも応援に来てもらい85歳でも頑張っている姿を紹介したかったのですが源さん取材が入って来れませんでした。
NHKの番組の取材だということでした。どんぐり源さんもメジャーになってきました。有名になって我々の活動を応援してもらいたいです。
ホールでは歌、フラダンス、出演がひっきりなしでした。野外の広場では中学生のブラスバンド部が音を響かせていました。
作家の大江健三郎さんらが呼びかけて始まった憲法9条を守る会、小田原では郷土史研究家の宇佐美ミサ子さんらが中心になって活動しています。
展示場所が近かったこともあって盛んに誘われました。憲法9条は日本の宝ですので入会しました。色々な触れ合いがあった一日でした。