最高の国際学会を目指して。
前日に引き続き東アジア文化交渉学会による視察対応をしました。会場となる予定の町福祉会館、瀬戸屋敷をご案内しました。
2010年11月に福祉会館を会場に第一回の禹王サミットを開催しました。今回は、その経験を活かして国際学会にバージョンアップです。
東アジア文化交渉学会の事務局長を務める関西大学の沈国威教授より全体会のほかに分科会の会場が必要であると説明がありました。
全体会は、ホールがありますので大丈夫です。分科会を行う会議室の部屋数と広さが適当かどうかを見てもらいました。
本当ならば同時通訳があれば最高です。中国語、英語、韓国語、日本語が飛び交います。しかし、そこまではやれません。
通常の通訳対応でしのぐしかありません。中国の方が多いので中国語が必須です。大学の学生だけでなく中国語が達者な方を地域でも探します。
西湘日中友好協会の協力がいただけるということです。学校の教師だったり大企業に勤務していられる方で達人結構いられます。
続いて瀬戸屋敷も見ていただきました。初めて来られた関西大学の皆さんは驚ろき感嘆の声を挙げられていました。
法政大学の王敏教授は何度も訪れています。何回来ても素晴らしいとほめていただきました。お世辞ではないと思いました。
日本の農村の風情を残した景観の中にどっしりと構える瀬戸屋敷は威風堂々としていて日本の農村文化を伝える殿堂です。
こうした施設を寄付していただいた瀬戸家の皆さまの思いを決しておろそかにはできないと改めて痛感しました。
瀬戸座敷で日本式に座っていただき打ち合わせをしました。その後、開成町特産の郷弁を召し上がっていただきました。絶賛されてました。
瀬戸屋敷では国際学会に参加される皆さまをお招きして歓迎懇親会を開催する予定です。役場若手スタッフのアイデアを期待してます。
この屋敷をフルに使って婚活イベントをしたりしてますのでノウハウはあります。外国人の方が喜ばれる演出が必要です。知恵を絞ります。
南足柄市大口の福沢神社境内にある治水神禹王の遺跡も見学してもらいました。漢字学者でもある沈教授は興味津々でした。
中国人にとってなぜ中国の治水の神様が日本で祀られ毎年5月5日にお祭りが行われるのか謎だと思います。
このあたりを丁寧に伝えたいです。国際文化観光を盛んにすること間違いありません。足元の地域資源を見落としてはなりません。
宿泊先となるホテルは、開成町と南足柄市にある三カ所見て回りました。外国人が選ぶポイントの一つはインターネット環境です。
インターネットが自由自在に使用できるかどうかは大切です。公共施設もインターネットの環境整備を再検討する必要があります。
説明の表記も国際時代に対応しなくてはなりません。英語と中国語は標準で、できれば韓国語まで表記したいものです。
文命遺跡を説明する表記の問題は町役場に対応できる範囲のお願いすることにしてます。インターネット環境もできる範囲でお願いします。
今回の取り組みは、民間団体と行政が力を合わせて国際学会に来られた皆さんを町を挙げておもてなしするものです。画期的です。