これからは、未来の世代の育成と地域への恩返し。

昨日のブログで政治家卒業を表明しました。多くの皆さまからねぎらいの言葉をいただき恐縮しています。ありがとうございます。

今後は、大学講師と社会貢献事業に励むと述べました。その心は、未来世代への育成と地域への恩返しに全力を挙げたいという思いです。

大学での講義を通じて将来を担う世代に現状を冷静に見つる眼と希望の持てる社会づくりへ挑戦する勇気を与えたいと思います。

大きな選挙に挑戦し失敗を続けた私が述べる資格があるのかと思われるかもしれません。しかし、失敗した人間だからこそ言えることもあります。

私自身は幾多の挑戦は結果は伴わなかったものの実は失敗とは思っていません。自らの主張を実現するため敢然と挑むことができたと思ってます。

こうした姿勢を若者が持つことは理想の社会を実現するための原動力になると思っています。長いものに巻かれろでは不条理は克服できません。

しかしこぶしを振り上げるだけでも上手く行かないことも現実です。抗議だけでは対立を深め結果的に力あるものに屈します。

小さくても良いので理想を求めた挑戦の場を創造し続けることが何より大切だと思います。若者に是非見に付けてもらいたい心構えです。

わが故郷、開成町を始め地元足柄地域の皆さんには多大なる応援をし続けていただきました。感謝あるのみです。本当に有難かったです。

無謀すぎると内心思われていたに違いありません。それでも私のわがままを許し、一貫して後押しをして下さいました。

開成町を始め足柄地域に恩返しをしなくてはなりません。政治家でなくてもできることは、有り余るほどあります。

フリーな立場になりましたので一つの市町に限定することなく市町の枠を超えて自由自在に活性化の構想を練ることが可能です。

自然エネルギー活用で地域活性化を目指し、山林再生、酒蔵の復や薬草栽培による農業の活性化、どしどし行政に提言を積み重ねます。

私の頭の中にはまだまだアイデアがぎっしりです。足柄地域だけではなく小田原、更には神奈川県全体を視野に入れて行動します。

根本思想は、戦国時代を切り開いた北条早雲のような雄大な発想と、二宮尊徳先生のような着実な実践哲学を持つことです。

言いっ放しでは単なるほら吹きに終わります。構想を実現するための事業会社も作り、地域活性化の原動力となるよう既に準備を始めています。

これからの日本、人口減少時代の到来で先行き不安が蔓延してきました。『地方消滅』というタイトルの新書がベストセラーになりました。

きちんと対応すれば人口減少時代は乗り越えられます。危機を正しく認識することは良いことですが危機に踊らされてはなりません。

農林水産業を基軸に新たな地域産業を育成し、グローバル産業とも連携を取りながら地域活性化の方策を打ち出すことです。

こうした土台に観光産業を組み合わせれば持続可能な地域社会はできます。神奈川県西部は日本の新たなモデルの発信基地です。

「地方創生」の現実の姿を見たいのならば神奈川県西部、特に足柄へ行けと言われるようにしたいです政治家を辞めた後の方が忙しくなりそうです。