歌声の響く町づくり

30日の日曜日、我が家でふるさとネットワーク広場を開催しました。足柄地域で町づくりに取り組んでいるリーダーたちのサロンです。

始まったばかりの集いです。会の名前もまだ仮称で2か月に一回程度集まって当番の方に話題提供してもらい後は自由に意見交換をしてます。

今回は7人の参加でした。NPO法人「わの会」の代表の小泉順治さんから会の成り立ちや活動について話してもらいました。

「わの会」は、先月1日から1週間、開成町の古民家瀬戸屋敷の土蔵で文化祭を開催しました。一団体で文化祭ですのでなかなかのものです。

富士フイルムの出身者の方の趣味のグループから始まりハイキングと温泉巡り、写真、外国語の学習、ギターなど多彩です。

瀬戸屋敷の土蔵で郷土の偉人の二宮金次郎を題材に講談寄席を開き社会のための文化活動にも取り組んだこともあります。

小泉さんからコーラスが大人気だという話をうかがいました。「わの会」は小田急線開成駅近くにサロンを持っています。

月に一度40人ほどが集まりみんなで歌を歌っています。指導者は元学校の音楽教師の方だということです。

声を張り上げることは、よほど気持ちが良いようでいつも定員いっぱいだという話でした。カラオケとは違って皆でというのが良いです。

参加者はリタイア世代の皆さんですので唱歌や懐かしの青春ソングが人気です。先生が300曲のリクエストに対応してくれます。

11月21日放送のNHK教育テレビの「団塊スタイル」に女優の音無美紀子さんが出演していました。

乳がんとその後のうつ病に苦しんだ体験を語っていました。復活した今取り組んでいるのが歌声喫茶のボランティア活動です。

音無さんの弾けている姿が映し出されていました。参加者も活き活きとしている感じです。歌声の力ってすごいです。

皆で歌うことならいつでもどこでもできます。こういった活動を上手に組織化すれば健康づくりに直結します。

町を挙げて歌声喫茶運動に取り組めば面白いです。外に出るきっかけにもなります。健康にも良くおカネもほとんどかかりません。

何気なく散歩していたら歌声が聞こえてくれば自然と笑みがこぼれそうです。楽しくなります。歌声の響く町づくりです。

子供が一枚加わればもっと楽しい集いになります。多世代の交流事業そのものです。年配の方からママさん、子供ですから。

開成町で新しく開校した小学校には地域の方々が利用できるコミュニティーホールがあります。ここ使えるのではないでしょうか。

各自治会の自治会館でも十二分に対応可能です。音楽の先生だったり歌が得意な方は大勢いられます。早速府川町長に提案してみます。