新たな人生の出発式無事終了。

昨日、「つゆき順一後援会」の解散式を行いました。会場は、開成町福祉会館でした。外に看板の類は一切出しませんでした。

衆議院選挙中ですので配慮しました。通りかかった人は、会場内から人の歓声が聞こえたりして不思議に思ったに違いありません。

私の友人で家具職人の安藤和夫さんが小田原から駆けつけてくれ、「決起集会みたいな盛り上がり」と感想をフェイスブックにアップしてました。

開成町を中心に一貫して支援して下さった皆さんにご案内を出し300人規模の懇親パーティーの予定でした。

しかし、実際は、50人ほど参加者が増えて準備に追われました。会場は超満員となりました。最後の最期のうれしい悲鳴でした。

午前9時半に男性役員が集合しテーブルと椅子をを車で5分ほどのところの開成町役場まで取りに行き会場に並べてくれました。

テーブルには後援会の女性の会の皆さんが地元の業者さんに頼んだ食材を盛り付けたオードブル、たっぷり煮込んだ手作りのカレーが並びました。

一部の式典では、府川開成町長、加藤南足柄市長、本山松田町長、小林開成町議長から心のこもった挨拶をしていただきました。

府川町長は私の父の時代の町政の功績が多大でそれを受け継ぎ息子の順一さんが発展させて今日の開成町があると讃えてくれました。

親子二代に渡る努力に触れていただきうれしかったです。13年間の開成町長時代は、父の築いた基盤を開花させることだけを考えました。

ただ、大きな選挙は全て敗れてしまい支持して下さった皆さんの期待に応えることはできませんでした。私はあいさつで深く陳謝しました。

ただ問題は、これからの生き様です。まず大学の講義を通じて若者が勇気を持って心ときめくことに挑戦してもらえるように喚起したいです。

新しい時代を創るのは常に若者です。若者が若年寄になってしまっては社会が停滞します。殻を打ち破る若者を輩出したいです。

利潤追求一辺倒の社会が限界に来ている今、新たな経済社会の仕組みを作る必要があります。全く新しい発想の事業を興さなくてはなりません。

語るだけでなく自分自身も行動します。開成町の酒蔵の復活、足柄地域での薬草の栽培といった地域活性化に私自身も全力を挙げます。

二宮尊徳先生の教えの根幹をなす農業の再生にも取り組みたいです。それと日中の歴史と文化を通じての友好関係の再構築です。

昨日の解散式には今後の私の人生にとってとても大切なゲストに来ていただきました。お一人は(株)「まちふく」の田中博士社長です。

障害者にどんぐりを拾ってもらい食品として加工し販売しています。障害者に働く場の提供です。一緒に障害者の方も来てくれました。

田中さんは、元プロダンサーです。ダンスのパフォーマンスを披露してくれたあと、どんぐりを通じた新たな社会づくりを熱く語っていました。

中国四川省の伝統芸能、変面を披露することができました。友人で新横浜で中華料理店を経営している翁為栄社長の計らいで実現しました。

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次々と面が変化する超絶の演技に参加者一同、どよめきのような歓声を挙げていました。日本と中国の溝を埋めるのは歴史と文化です。

社会を変革するには、私自身が勇気を奮って心ときめくことに挑戦している姿を示すことが一番だと思います。新たな人生の出発です。