なぜか二宮尊徳先生つながりで人脈が広がってます。

2015012016040000

昨日、杉田廣善先生をお招きしての月に一度の人生勉強会がありました。新年最初の会ですので講演終了後懇親会もありました。

85歳の杉田先生、とてもお元気で驚きます。耳が多少遠い以外は全く問題ありません。穏やかな表情で内面の豊穣さがにじみ出ています。

杉田先生は大阪羽曳野市に本部を置く宗教法人の「あたらしい道」で研鑽を積まれ、その後独自の道を歩み求めに応じて講演を続けています。

話されることは単純そのものです。人は、おへその奥に御霊(みたま)さまと呼ぶ本質を持っていて、御霊は、天と直結しているということです。

御霊さまの欲する通りに生きて行けば何ら迷いは生じません。しかし、人は心を持っているため欲が出て御霊さまの意思を見えなくさせます。

それぞれが欲の赴くまま勝手な振る舞いをします。他人を攻撃し、自分の正当性を主張することになります。平和にはなりません。

ではどうすれば良いのかというと、あれこれ頭で考えることを止めてそっくりそのまま全てを受け入れて感謝し喜ぶことだと言われます。

全部を感謝して喜んで受け止めることで自ずと御霊さまの意思が判って来ると言われます。判断するのを止めろと言われているのと同じです。

にわかに信じることはできないと思われる方が大半でしょう。私は、あれこれ考えずにそんなものかと受け止めることにしています。

突拍子もない話に聞こえるかもしれませんが聴いていてなぜかホッとするから不思議です。心が平穏になり安心します。

朝起きて御霊さまに生かしていただいていることを感謝すること、夜寝る時に反省し過ちがあったら謝ること、この二つを実践して欲しいと言われます。

難行苦行は必要ないと言われます。ただ御霊さまと日々向き合うことで自ずと真っ当な人生が切り拓けるということです。

杉田さんの教えを受けて私も朝起きて仏壇に手を合わせると気に自分の御霊様に生かしていただいてありがとうございますと声をかけています。

寝る時も一日ありがとうございましたと心の中で話しかけてから眠るようにしています。判断せずに続けています。

最近不思議なことがあります。なぜか二宮尊徳先生のつながりがどんどんできてきます。昨日の勉強会でもまた一つつながりました。

奥様がブラジル人で二宮尊徳先生の絵本を翻訳してブラジルの方々に伝えようとしている方がいます。昨日一緒でした。

横浜から開成町に移って来られた方で小田原の報徳二宮神社の催しでも一緒になったことがありお話ししたことも何度もあります。

しかし、まさか杉田先生の勉強会で一緒になるとは思いもよりませんでした。東京で開かれた杉田先生の会に参加したのがきっかけのようです。

昨年末、二宮総本家の現当主が突然我が家に来られて二宮尊徳先生の実像を世に問いたいので協力して欲しいと要請されたばかりです。

昨日、杉田先生は素晴らしい世の中になる象徴として一つは唱歌が盛んに歌われること、もう一つは二宮尊徳先生が評価されることと言われました。

今年は二宮尊徳先生を学ぼうと思い立ち決意を固めたばかりでしたので驚きました。これは天命かと思い身が引き締まりました。

 

 

 

記事

前の記事

富士山噴火とかすみ堤
記事

次の記事

治山治水の原点回帰