酒蔵復活に向けスッテプバイステップ

瀬戸酒造店

(開成町 瀬戸酒造)

開成町北部の田園地帯にある製造休止中の酒蔵、瀬戸酒造を復活させて地域おこしにつなげようという動きが徐々に整ってきました。

関係者が月に1度のペースで集まってます。19日は、東京農業大学の穂坂賢教授に来てもらい今後の展開について話しを伺いました。

全国の酒蔵の蔵元のおよそ半数が東京農大の出身者ということです。近隣の酒蔵でも農大出身者だらけです。ネットワークがすごいです。

農業大学と連携を取ることができますと醸造そのものに対する指導はもちろんのこと酒米作りまで幅広いメリットが考えられます。

大学にとっても学生の就職先の確保、更には自ら酒蔵を経営する起業にもつながります。東京農業大学とのつながりは大切にしたいです。

東京の大手コンサルタント会社も酒蔵の復活プロジェクトに高い関心を示してくれました。勉強会のメンバーになってくれました。

19日の集まりには東京から3人がきてコンサルタント会社ならではのプランを説明してくれました。まとめ方が上手です。

盛んに言われていたのが単に酒蔵の復活という点で終わるプロジェクトではなく地域全体にいかに波及効果を生むかのシナリオを作ることでした。

周辺には4つの酒蔵が存在しています。連携を取ることはもちろんのこと周囲の市町とも力を合わせて観光振興にまでつなげなければなりません。

足柄上商工会と開成商工振興会の有志にもメンバーに加わってもらいました。地元の商工業にとって利点を生み出せなくては意味がありません。

地元金融機関にも入ってもらいました。いずれ事業を立ち上げる時に出資や融資が課題となるのは当たり前です。経緯を知っておいてもらいたいです。

肝心かなめの蔵元の理解も相当に進みました。民間側としての推進への体制づくりは着実に進んでいます。残るは行政と農家です。

行政への本格的はたらきかけは統一地方選挙が終了した後の5月からになります。神奈川県、開成町、近隣市町へとアプローチします。

行政を通じて地元農家やJA、地元自治会へと理解を求めていく段取りが不可欠です。ここが一番慎重に進めなければならないところです。

酒米の生産を通じて高く売れるおコメの生産へとつなげて地元の農業にとってプラスとなるプランとしなければ理解は得られません。

酒蔵と併設してレストランを経営できるようになれば地元食材を提供してもらうことによって農業の活性化を目指すことも大切です。

安倍政権は地方創生に力を注いでいます。関連の予算が続々と付こうとしています。全国各地域が虎視眈々と予算を狙っています。

神奈川県も未病産業いわゆる健康づくりと絡めて県西地域の活性化に焦点を当てています。国と県が同一の方向を示しています。

この流れに乗らない手はありません。国と県の政策の方向性を上手に活用して具体的な事業化に向けた補助金を獲得することが不可欠です。

面白いことになってきました。こういった町おこし事業への挑戦は大好きです。町長時代に何度も手掛けました。ワクワクしてきます。