東アジア文化交渉学会、外国人研究者にビニールハウス内でおもてなし
(画像は文命用水 農水省HPより)
昨日、今年5月の東アジア文化交渉学会の準備会合がありました。町飲食店組合長ら関係者に集まってもらいました。
79人の外国人研究者をはじめ120人が参加する大きな国際学会です。開成町の60周年に合わせて開催することになりました。
開成町で開催するのですから開成町を含めて足柄らしさを出して外国人や全国から来られる皆さんに楽しんでもらいたいです。
懇親会が学会初日の5月9日の晩と10日の晩にあります。初日は学会主催で開催します。会場は学会が開かれる開成町福祉会館です。
2日目は開成町主催で行います。かやぶき屋根の古民家の瀬戸屋敷全体を使ってパーティーを行おうと考えました。
難点は調理場所です。雨になると庭が使えないという心配があります。焼鳥屋さんを営んでいる神田飲食店組合長から提案がありました。
パーティーは、あじさいの里のど真ん中にある大きなビニールハウスで実施したらどうかというアイデアでした。
ビニールハウスといっても観葉植物用の建物で頑丈です。あじさい祭りの時は、飲食店のお店に早変わりしてます。調理道具が揃ってます。
あじさい祭りの開園式の懇親会の場所です。学会が開かれるのは5月の連休明けですので辺り一面の水田には早苗が植えられてます。
残念なのは、あじさいの時期にはちょっと早いことです。しかし、あじさいのつぼみは膨らんでます。雰囲気は感じ取ってもらえます。
無理して瀬戸屋敷で行うよりもずっと開成町らしい歓迎の宴ができると直感しました。外国人の皆さんさぞかしびっくりされるのでしょう。
夕やみ迫る頃にはビニールハウスの周りを竹灯籠で灯したりできたらさらに雰囲気が出ます。LEDの灯篭も開発されています。使いたいです。
あじさいの里には水車もあります。開成町は水車を使った小水力発電のモデル事業を展開中です。学会が開かれる頃には完成すると伺ってます。
自然エネルギーの活用は世界の課題です。さりげなく最先端の取り組みを外国人の皆さんに知ってもらうことも大切です。
お昼ご飯は、1日目は郷弁を考えてます。開成町のおコメと足柄産の野菜と肉を使ったお弁当で開成町の特産品に認定されています。
2日目はロング手巻き寿司を町婦人会の協力で巻いてもらう予定です。お寿司が苦手な方もいられるでしょうからおにぎりも用意します。
今回の学会の主要なテーマは、南足柄市大口にある福沢神社や山北町岩流瀬のほとりで祀られている中国の治水神・禹王についてです。
禹王は、名を文命と言います。足柄平野には文命堤、文命用水があります。文命用水の名前から中学校の名前になってます。
ミニツアーでは文命中学校も観てもらうことになってます。昨日の会合には教育委員会の課長と文命中学校の校長先生にも出てもらいました。
特別の歓迎式典をするのではなく普段の中学校の様子を見てもらうことにしてます。ありのままを観てもらうのが一番です。
学会が始まる5月9日までやることは盛りだくさんです。しかし、背伸びしておもてなしをするのではなく等身大で対応することにします。