[写真]富士フイルム先進研究所

(富士フイルム先進研究所 富士フイルムHPより)

一昨年の8月一般社団法人酒匂川流域自然エネルギー研究開発協議会が立ち上がってから1年半、成果を発表することになりました。

本日の午後1時より小田原市の県西地域県政総合センターの合同庁舎の会議室をお借りしてシンポジウムを開催します。

「未来産業創造シンポジウム」と名付けました。神奈川県西部に未来を先取りした新たな産業を興そうという願いを込めています。

幸い聴講希望者が多くうれしい悲鳴です。100人程度かと予測していました。既に140人ほどになっています。椅子を増やし対応します。

今回は、黒岩知事が県西地域を未病産業、いわゆる健康産業のメッカにしようと意気込んでいますのでその流れを汲むことにしました。

神奈川県立保健福祉大学の中村丁次学長にお出ましいただき「医食農同源」について語ってもらいます。中村さんはこの分野の第一人者です。

医食同源は良く使われる言葉です。健康の元は食べ物です。食べ物を支えるのは農業です。食料の生産から健康づくりまでを一体に捉えています。

神奈川県においてこの考え方に基づいて産業化を図ろうとプロジェクトが立ち上がっています。中村学長がリーダーです。

もう1つの大きなテーマは、我々が本来取り組もうとしている自然エネルギーの話しです。今話題の水素について語ってもらいます。

講師は、神奈川サイエンスパーク社長で東海大学教授の内田裕久さんです。内田さんの水素の活用については第一人者のお一人です。

水素を吸収して貯め込む合金があります。水素吸蔵合金と言います。水素を放出する時、周囲の熱を奪って温度を下げます。

この冷熱効果を活用して農作物の栽培など地域おこしができないか取り組んでいられます。水素は決して燃料電池車だけではありません。

中村学長と内田社長という2枚看板の講演の他に民間企業の取り組みの発表もあります。地元最先端企業の富士フイルムに参加していただきました。

富士フイルムは医薬品の開発に力を注いでいます。開成町にある先進研究所がメッカです。今回は、ぐっすり休めるサプリの紹介をしてもらいます。

ドーム型の植物工場を展開し農業ベンチャー企業の雄となろうとしているグランパの阿部隆昭社長の後援もあります。迫力あります。

小規模で多品種の植物工場を手掛けているプラネットの大林修一社長にも登場してもらいます。施設園芸の草分けの会社です。

我々の狙いは県西地域に新たな産業を興すことです。地域で薬草栽培を行いその薬草を使った薬品や健康食品を作り出すことを想定しています。

資本力、研究開発能力のある大手先端企業とタイアップすることで事業展開のリスクを下げることが大切だと考えています。

それと農業ベンチャー企業の行動力によって薬草生産の歯車を回したいです。地元の雇用にもつなげることを当然狙います。

意欲のある農家の皆さんの参加も促したいです。薬草は植物工場だけではなく路地の栽培も当然あり得ます。農家の協力は不可欠です。

今日のシンポジウムは出発点です。ここから企業や行政と連携を深めて行き具体的な事業へとつなげることを目指します。