開成町長選挙4

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昨晩開票が行われた開成町長選挙で現職の府川裕一町長が再選されました。前回と同じ顔ぶれによる一騎打ちでした。

投票率は、ほぼ前回並みの68.21パーセントでした。得票数は、4831票対3975票でした。856票差となりました。

現職を支援していたものとしてはホッとしました。事前の票読みは、投票率はぴったりでした。僅差で競り勝てると思ってました。

実際の結果は、現職の府川候補は、前回選挙とほぼ同じ得票数で新人候補の山本研一候補の方は300票ほど得票を伸ばしました。

山本候補は、前回選挙に敗れてから4年間常に町議会を傍聴してました。地方自治の専門誌も購読されてました。

この雑誌に私のことが掲載された後、「載ってましたね。参考になりました。」と声をかけられたのには驚きました。

こうした政策に対する姿勢は事前の公開討論会に活きていました。私は聴けませんでしたが、堂々たる発言ぶりだったということです。

またこまめに様々な行事に顔を出されていて、今年の初めからは朝早くから駅に立っていました。得票を伸ばすことにつながりました。

現職の府川町長は得票数は変わりませんが人口が伸び有権者が増えているのですから得票の割合は落としたことになります。

相手候補との1200票だった差は詰まりました。わずかとはいえ1期目の評価は多少のマイナス点があるということです。

府川町長自身もそのことは良く認識されていてテレビへの勝利インタビューの際に「良くも悪しくも1期目の評価です。」と答えていました。

盟友であり応援したものとして私が府川町長に求めたいのは、まずは町長の座にあるということへの姿勢です。

町民に選ばれトップの座に座っているからには使命感を持たなくてはなりません。使命感がほとばしっていれば自ずと態度に変化が出ます。

厳しい選挙戦を戦い抜いたことで町長としての気構えが一段強まったことは間違いありません。立ち振る舞いで示して欲しいです。

もう1つ、敗れた山本候補の姿勢に学び政策勉強に取り組んで欲しいです。何を聞かれても任せて欲しいという自信を身に付けて欲しいです。

開成町は、小さな町でありながら人口が増えて子供の数が増えるという全国でもまれな町です。府川町長はもっと増やそうと訴えました。

2020年に現在より3000人増やして人口を2万人にすると宣言しました。この公約は、十分達成可能です。

計画的に住宅地の開発を進める区画整理事業が完了し着実な人口増加が見込めるからです。開成町の計画的町づくりは胸を張れます。

その元になっているのは美しい水田を残しあぜ道にあじさいを植えてあじさいの里を創ったことになることは忘れて欲しくありません。

人口増をもたらしたのは自然の環境を壊さずに開発とのバランスを取ったことにあります。この姿勢こそが日本に誇れるものです。

府川町長は神奈川県はもちろんのこと日本全国どこに行っても胸を張れる町の町づくりの最前線に立っています。

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自信を持って取り組んで欲しいです。そしてあらゆる機会を通じて開成町の町づくりを発信して欲しいです。期待します。