田舎モダンな開成町へ
(開成町のキャラクター あじさいちゃん)
開成あじさい祭りが昨日終了しました。花がとてもきれいで、お天気にも恵まれ、これまでで最高の人出だったと思います。
担当の課長に「25万人ぐらいは来ているのでは?」と声を掛けたら「そこまではとてもとても」との答えでした。
この応対、好感を持ちました。ごまかして膨らますところがありません。正直に実直にという姿勢がはっきり出ていました。
NHKを始めテレビで開成町のあじさいが随分紹介されました。テレビの威力はすごいです。人出に直結したと思います。
担当リーダーに出会いました。全く声が出ません。まるで選挙演説で声をからしてしまったような様子でした。
大声で指示を出したりして声を潰してしまったということでした。このような職員がいるのは頼もしい限りです。
担当の職員は丸坊主でした。目立ちます。悪いことをしたのかと尋ねるとたまたまと笑いながら答えました。会場内坊主頭で走り回ってました。
私は全部で3日、あじさい祭りの会場に出かけましたが若手の町職員がはつらつと頑張っている姿が印象に残りました。
町役場の職員が頑張れば参加している一般の町民の皆さんも自然と力が入ります。相乗効果を生んでいると思いました。
地方創生という言葉が飛び交っています。実現するためには人材がいなければなりません。開成町役場には育ってきています。
府川町長にとっても町民にとっても宝物です。町役場の職員が思う存分働ける環境を整えて欲しいと心底思いました。
今年は開成町制60周年です。開成町は、その節目の年に新しい町づくりの方向を発表しました。「田舎モダン」です。
田舎なのにおしゃれで都会的なセンスに溢れ人を引きつけ人を癒すというイメージだと思います。私は時代の先端を走っていると思います。
あじさい祭りの最後のコンサート、夕闇の中で始まり徐々に暗くなり田園の中に歌声が響きます。素敵な味付けでした。
主催は町ではなくボランティアグループです。町民が主体となって行くことが何より大切です。行政は町民活動を支える下働き集団です。
町民がイキイキと行動し行政は下働きに汗をかくという相互の関係が町を元気にして行きます。地方創生の基本中の基本です。
こうした関係に都会的なセンスを取り入れて新しい開成町のイメージを発信する考え方が「田舎モダン」だと言えます。
大都会の喧騒からそう遠くない場所に美しい景観が整えられていて暖かな町民のおもてなしの心が溢れている町づくりでもあります。
労を厭わず頑張っている若い職員たちと町のためにお手伝いしようという町民の皆さんがいれば「田舎モダン」な町は創造できます。
府川町長は4月に再選され最初の町を挙げてのイベントあじさい祭りで「田舎モダン」な町づくりをアピールする手がかりをつかみました。
「田舎モダン」という考え方は時代の感性をしっかり捉えています。この町づくりを具体にして行くことは日本の町づくりの先端を走ることです。
職員が走り町民と一体となって地方創生の町づくりの先端を駆け抜けて欲しいです。日本の明るい未来を創ることにつながります。