魂感覚で生きるということ。

昨日は、居眠りの1日でした。神奈川大学へ講義に行く小田急線でうとうとしていたら海老名駅を乗り過ごしました。

相模大野駅でUターンし講義には何とか間に合いました。居眠り効果で頭が冴えて講義は気合十分で学生たちを喚起しました。

企業誘致について話しをしました。実務を担ったのは、中堅の有能なリーダーと若手職員でした。若さに自信を持って欲しいです。

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午後は、開成町で「新しい道」の勉強会がありました。御年86歳の杉田廣善さんの講話を聴く会です。味わいがあります。

杉田さんのお顔がどんどん仏様のような表情になってこられてます。生きる意味を悟られた結果だと私は思いました。

仏様のようなお顔を拝見しているうちに又もや睡魔が襲ってきました。朝4時に起きましたので眠くなる頃です。

30分以上気持ちよく目をつぶっていました。後ろに座っていた主催者の方から「気持ちよさそうだったね。」と言われました。

杉田さんは「どうぞお休みください。御魂様(みたまさま)に語りかけているので休まれても問題ありません。」と言われます。

杉田さんの哲学は、人間は意識のある頭、心であれこれ考えて行動する自分とは違うもう1つの自分があるというのが根本です。

もう1つの自分が本当の自分です。杉田さんは御魂様と表現されます。私は、御魂様こそが、本当の自分だと理解してます。

自意識が邪魔をして本当の自分が何を考えているのかに普段は気づきません。しかし、本当の自分は全てを見守っていられると解説されます。

目に見えない世界の話しですので確かめることはできません。信じるか信じないかは個々人が直感で決めるしかありません。

私は信じます。本当の自分が各人の人生の意味を全て知っていると思ってます。自意識が悪さをしているので感じ取ることができません。

自意識を捨て去ることが必要ですが、これは並大抵のことではありません。とんでもない難行苦行が待ち受けていると思いがちです。

杉田さんのお話しは違います。逆転の発想です。難行苦行は必要ないと断言されます。逆に喜びなさいと再三言われます。

何に喜ぶのかというと生きていることに感謝しありとあらゆる現象をありのままに受け止めてありがとうと思いなさいと言われます。

そのうち杉田さんの言われるところの御魂様、本当の自分からのメッセージに気づくようになってくるということです。

大の大人が赤子のように生きることが大切だということです。赤ちゃんは本当の自分そのもので生きていると言われます。

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孫を抱っこして良く散歩します。孫は言語として表現する術は身に付けていませんが大きなものに包まれている感覚があります。

大きなものが孫の本当の自分なのだと思います。身体が小さくても偉大なる存在に抱かれているのですから決しておろそかにはできません。

赤子のように生きるということは本当の自分と一体になって生きるということです。魂感覚で生きることに他なりません。新しい世界観です。