日中関係の険悪化をひどく心配してます。今月13日から16日の中国訪問報告のブログで紆余曲折あっても先行きを楽観していると書きました。

日本への中国人観光客が増えてありのままの日本を見てもらえば両国の友好のすそ野はジワリと広がると思ったからです。この見方は今も変わりません。

ただ条件があります。両国政府が厳しい対立状態に陥ることがないという前提が必要です。今心配しているのは前提条件が壊れる恐れがあるということです。

安倍総理大臣は安保関連法案の成立をなりふり構わず推し進めています。対中国脅威論を前面に打ち出し法案の必要性を強調しています。

当然中国は反発してきます。対立はエスカレートして、石原慎太郎前東京都知事の尖閣列島発言後の時と同じような状況になりかねません。

安倍総理大臣の戦後70年の談話もあります。内容次第では対立の火種となります。安保法案を巡る答弁ぶりから推測すると安倍総理は持論を通しそうな予感がします。

厄介なことになりました。中国人観光客にまで影響が出てくると日本の経済にも打撃です。日本の消費を支えている柱の一つが亡くなったら大変です。

つい最近横浜駅前の家電量販店に立ち寄ったら品切れの商品が目立ちました。中国人観光客のいわゆる爆買いによるものであることは間違いありません。

日本製に対する信頼感があるから売れるのです。せっかく観光を通じて良い方向に日中関係が転じてきたと思っていた矢先に対中脅威論は関係に水を差します。

昨日、横浜で一緒に中国を訪問したメンバーや日中関係の打開に関心を持って行動してきた方々と意見交換する機会がありました。皆さん先行きを心配してました。

11月11日に横浜で丹羽宇一郎前中国大使の講演会を開催することにしました。日中関係のあるべき姿を政治、経済、文化、多方面から語ってもらいます。

丹羽前大使はこのほど日中友好協会の会長にも就任されました。中国大使在任中は尖閣諸島問題で揺れに揺れ2012年の国交正常化40周年は散々でした。

丹羽前大使にとって痛恨事でした。2017年の日中国交正常化45周年は両国が盛大に祝うことのできる年にしたいと執念を燃やされています。

丹羽前大使のこの思いに応えて行きたいです。講演会は実行委員会を立ち上げて開催することにし、幅広く実行委員への就任を呼びかけることにしました。

11月は戦後70周年の2015年が残りわずかになっている頃です。最大の懸案の安保関連法案の行くへも決まっています。日中関係の悪化もあり得ます。

どのような事態に陥っていようとも隣国との関係を良好にしようとの努力を怠ってはなりません。できるだけの努力を積み重ねて行きます。

丹羽宇一郎講演会の成功に向けて実行委員大募集です。中国と良好な関係を築き日本の未来は拓くため一緒に行動しませんか。ご連絡は、junwind@siren.ocn.ne.jpへ。