あしがら平野一円塾のキウイ農業体験ツアー

「あしがら平野一円塾」は、二宮尊徳先生の教えを学びながら農業振興のお手伝いをしようと昨年から活動を始めました。

中心メンバーの小田原市議会議員の方が6月に急死され今後の活動について話し合う機会を持ちたいと昨日集まりを持ちました。

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午後、12人で開成町の北部のあじさいの里に集合しあじさい農道の草刈りをしました。100メートル余りの担当地域をきれいにしました。

あじさいの町、開成町では、住民にあじさいの里親になってもらい管理をお願いする「あじさいの里親制度」を展開しています。

「あしがら平野一円塾」の農業振興の目的にも当てはまるので参加することになりました。岡野地区の農業用水路脇のあじさいの管理を始めました。

6月のあじさい祭りの前に2回草刈りをし昨日で3回目です。メンバーで草刈り機を保有している人が普段から手を入れてくれています。

草ぼうぼうの状態ではありませんでしたのでちょうど1時間ほどで作業は終了しました。涼しかったので軽く汗をかいた程度でした。

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夕方からは私の自宅に集まってもらい今後の会の活動について話し合いました。なぜか農業の話は熱が入り盛り上がります。

あじさいの管理をもっと専門的に学びたいという声がありますのであじさいの専門家に講師になってもらい勉強会を開くことにしました。

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メンバーにキウイづくりの名人がいます。南足柄市内山の小沢良行さんです。今年75歳です。細身ですが腕の筋肉が盛り上がっています。

健康診断をしても悪いところは皆無だということでした。自分で作った野菜や果物をたくさん食べて身体に悪いものは摂らないということでした。

小沢さんは香川県で瀕し改良された「香緑」という大玉のキウイを生産しています。今年は35000個ていどなると話していました。

私も何度も食べたことがあります。とにかく甘くておいしいです。通常のキウイより高くさばけるということで特産品にしようと頑張っていられます。

そのためには小沢さんの栽培技術を引き継ぐ農家を探さなくてはなりません。若手の方でやってみたいと言う方を募集中です。

キウイの実、1個1個に袋をかけたり手間がかかります。甘いキウイをならせるには多量の堆肥が必要だということで土づくりもコツが必要です。

あしがら平野一円塾としても若手農家を探す応援をしたいです。まずは収穫の現場を見せてもらおうということになりました。

11月7日の土曜日午前中収穫体験をして午後は意見交換会という日程を決めました。小沢さんに講師になってもらいキウイ農業教室の開催です。

収穫したばかりのキウイは食べても美味しくありませんが寝かせておいたキウイを味あうこともできます。楽しい体験学習になりそうです。

会員外の方で関心のある方にも参加者を募集しようと思います。こういった活動から小沢さんの後継者が見つかれば最高です。

地域の特産品づくりにつながり農業を守ることにもなります。あしがら平野一円塾活動の新しい分野が誕生しそうです。

 

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