絵本の里のハイウェイオアシスづくり1

 

(剣淵町ホームページより)

北海道の旭川市から北に45キロほど行ったところに剣淵町という町があります。ハンノキを意味するケネプチから取られたということです。

ハンノキは湿地帯に多く生える樹木であることからわかるように河川が流れる広大な盆地です。広さは130平方キロメートルで人口3330人です。

最高級の小豆が取れるということでお菓子の原材料にされているということです。農業の町、剣淵町が取り組んでいるのが絵本の町づくりです。

27年前から絵本を町づくりの中心に据えて絵本の館を造り絵本の収集をしています。北の大地のロマンあふれる町づくりの手法だと思いました。

2015-09-30 15-57-31

(剣淵町 早坂純夫町長 右側の方)

昨日、剣淵町長の早坂純夫町長とお会いしました。国土交通省への陳情にお付き合いしました。高速道路のパーキングエリアの整備についてです。

衆議院議員の亀井静香先生が立ち上げた地域支援の超党派の国会議員の集まり「地域活性化協議会(根っこの会)」としての活動でした。

根っこの会では高速道路のサービスエリアやパーキングエリアを地元の特産品などを販売できるようにして道の駅として整備を進める運動を展開しています。

剣淵町では高速道路が開通しパーキングエリア設置の計画が既にあることから根っこの会の呼びかけに応じ亀井静香先生に相談がありました。

国土交通省でも、根っこの会の提案を受けてモデル事業の提案を募集しています。昨日が提案の締切日でした。早坂町長は提案を直接説明に来られました。

私は根っこの会の事務局を担当していることから早坂町長と一緒に国土交通省の担当部局に早期実現をお願いしました。久しぶりに町長時代を思い出しました。

(道の駅 絵本の里けんぷち 剣淵町ホームページより)

剣淵町の提案は夢があります。単なるパーキングエリアの設置陳情ではありません。パーキングエリアの近接地に道の駅「絵本の里けんぷち」があります。

この道の駅は年間利用者が50万人を超えるということです。新たにできる予定の高速道路のパーキングエリアと連携して地域の活性化をしたいということです。

単なる点としての開発ではなく地域全体を見渡した開発です。しかも絵本の里という町づくりの方針が魅力的です。絵本の里を全面的に打ち出した内容にして欲しいです。

最近仕入れた知識ですがデジタル技術を活用すれば大きくないスペースで絵本の里の雰囲気を存分に味わえるコーナーを創ることができます。

高速道路のパーキングエリアにあっても良いと思います。実際に見てみたいと言う人はスマートインターチェンジを使って下りて絵本の館を訪問すれば良いです。

最高級の小豆が取れるということですのでスイ―ツの開発と販売も狙えます。小さくても産業となれば雇用が発生します。働く場が出来れば若者が住めます。

今後どれだけ絵本の里という文化性の高い町づくりとパーキングエリア建設がコラボできるかがポイントだと思います。文化と建設事業を結んで欲しいです。

そして雇用を確保して人口増へとつなぐことが出来れば最高です。財源確保は亀井先生を先頭に根っこの会が全面支援することになってます。