安倍政権になって富裕層にとっておいしい株高、輸出大企業にとってボーナスみたいな円安。国内の土建業者が待ち望んでいた被災地だけでなく全国規模の大盤振る舞い。支持率は絶好調です。

 そして黒田日銀総裁が更なる金融緩和を発表。市中にどんどんお札を流すと大きく出ました。これで株などに縁がなかったような人もひょっとしたら景気が上向くとの高揚感が芽生え出しているように見えます。

 黒田さんが言われるようにバブルにはならないと思います。1980年代のバブルと違って日本全体が狂ったようになるだけのふところの余裕はありません。金持ちだけのゲームですので底が浅いです。

 むしろひどく無理をしてバブルになるかのような演出をしていると言った方が適当です。ミニバブル、あるいはバブルになるかのようなバブル的な経済運営がアベノミクスの本質だと思います。

 国民に景気回復の高揚感を与えている間に安倍政権が進めようとしているのは、日米軍事同盟の強化です。普天間基地を映すために辺野古埋め立てを強引にやってきています。もう一つはTPPへの参加です。

 軍事的にも経済的にもアメリカと強固に手を結んでいこうという路線の貫徹です。中国や北朝鮮とは溝が深まる一方ですが意に介さないでしょう。延長線上には憲法改正も視野に入ってくるのは当然です。

 となりますと衆参ともに圧勝の体制をとることが不可欠です。先の衆議院選挙を違憲、無効とする判決が出ました。安倍政権にとって衆参両院を一気に制するチャンス。この夏同日選挙の可能性も出てきました。