市民力で地域から国政を変える!
昨晩、小田原駅前の「おだわら市民交流センター」で「ツギセン@県西拡大実行委員会」が開催されました。次の国政選挙で政治の流れを変えたいと願う市民の集まりです。
実行委員会の共同代表の小山田大和さんから声がかかり私も参加しました。入れ替わり立ち替わりでしたが総勢30人ほどが会合に参加していました。
小山田さんのように地域に自然エネルギーを普及させようと活動をされているグループや憲法9条を守るための運動を展開されているみなさんら様々でした。
共通の思いは、現在の安倍政権の進めている政治は数に頼った強引な政治で3・11の教訓を無視している、日本の平和主義が脅かされる恐れがあるということです。
しかし市民の力で直接国政の流れを変えることはできません。代表者を選んで政治をしている以上国会議員の意識を変えてもらうような運動をするしかありません。
危機感を共有している市民が集まって行動していることを示そうと4月10日に集会を開催することになっています。場所は、なんと私の地元の開成町福祉会館でした。
小山田さんからは、開成町の福祉会館で国債のあり方を考える催しを開催するのでといわれてましたがいつの間にか私も参加することに決定してました。
第一部でテレビのコメンテーターでおなじみの慶応大学教授の経済学者、金子勝さんをお招きして「アベノミクス」の現状について解説をしてもらいます。
金子講演を受けて安倍政権の経済政策は地域を豊かにしているのか否かについて短時間のトークショーを行います。元町長の視点から切り込みたいと思います。
第二部では神奈川県の参議院選挙の立候補予定者や神奈川県第17区の衆議院議員を招いてパネルディスカッションを行うことになっています。
若い世代の民主主義を求めるデモで注目を集めた「SEALDs(シールズ)自由と民主主義のための学生緊急行動」のメンバーもゲストで参加します。
自民党や公明党も含めて立候補予定者や国会議員に参加してもらい、憲法改正や安保政策や経済政策、どこに違いがあるのかを鮮明にする討論会にしてもらいたいです。
あいまいなままにして選挙に勝ったら公約を破棄する政治は政治不信を招きます。方向性を明確にして選挙に臨み国民に信を問う本来のあり方を取り戻して欲しいです。
幸いにして安倍総理の方が自らの目指す本音を語るようになってきています。憲法改正を目指し支持勢力で三分の二の勢力を確保したいということです。
争点を明確にするチャンスです。憲法改正にこのタイミングで踏み込むのかそれとも現在はその時期ではないと考えるのか非常に判り易いです。
消費税の増税を再び先送りするのかどうか、その場合の財政再建はどう進めるのか。原発政策は、沖縄問題は、TPPは。焦点ははっきりしています。
市民たちが自らの視点で国家レベルの政策を学びそして納得して有権者としての権利を行使することは主権者たる国民の権利を自らのものとする行動そのものです。
4月10日の催しを是非とも成功させて神奈川県西部から国政を変革するうねりを発信して欲しいと思います。私も出来る限りの協力をさせていただきます。