いのちの森づくりが広まってます。
よく説明できませんが不思議と上手くことが運ぶ取り組みがあります。やり始める時に何か目に見えない力を感じます。神仏に応援してもらっているから大丈夫という安心感があります。
中国の治水神、禹王(うおう)の遺跡が近くを流れる酒匂川のほとりにあることを再発見し、この地域資源を日中文化交流に活かそうと思い立ってから次々と応援者が出て広がっています。
いつも神仏が後押ししてくれていると感じてます。平塚の知的障害者施設「進和学園」と本田技研がタイアップして作った株式会社「研進」の「いのちの森づくり」もきっと同じです。
昨日、「研進」を訪問し事業の現状を伺いました。障害者が樹木のポット苗を育てて森づくりを進めています。ここ3年で10万本にまで伸びました。昨年だけで4万本です。
森づくりの世界的な権威で横国大名誉教授の宮脇昭さんの全面的な支援があります。不思議な運命的な出会いで宮脇さんとつながりができたということです。
悩みの種は植える場所の確保だということです。開成町でも遅ればせながら「研進」とタイアップして森を創ろうと呼びかけを始めたところです。
開成町は平らで開発ができてしまいます。公園の計画的な配置は進んでいるのですが宮環さんが提唱する元々のふるさとの樹木を植えて森を創るという発想がありませんでした。
町として公園に小さくてもよいので鎮守の森のようなゾーンを設けて行こうと取り組んでくれることになりました。「研進」の苗木を活用することができます。
宮脇さんは3・11で発生した大量のがれきを活用して300キロの森の防波堤を創ることを手掛けています。がれきと言っても多くの方々の思い出が一緒に詰まっています。
単なる森の防波堤ではなく震災で被害に遭われた方々の鎮魂の森でもあります。この壮大な取り組みにも目に見えない大きな後押しがあることは間違いありません。