沖縄と二宮金次郎3

1日は、朝、今帰仁村(なきじんそん)の運動公園を見て回りました。驚くばかりの充実した施設でした。芝生のグランド、温水プール、テニスコート。

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展望台から周囲を見渡しました。静かな水面に島がくっきりと浮かんでいました。沖縄に来ていると実感しました。運天港から伊是名(いぜな)島に向かいました。

フェリーで1時間弱で到着、港のほど近くにある伊是名小学校を目指しました。伊是名島は、一つの村です。人口は1308人です。伊是名小学校の生徒数は78人です。

美しい小さな離島の村の小さな小学校といったところです。座間味靖校長先生が応対してくれました。地元新聞の琉球新報の通信員を務めている方も同席しました。

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校舎の前にある金次郎像は、コンクリート製で、正面に「報徳」の文字盤が埋め込んでありました。昭和14年8月、寄贈者46人となっていました。

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間味校長先生に、金次郎が大人になって農村の再興に尽くした本当の姿を知ってもらい教育に役立ててもらうことはもちろん我々の地域との交流につなげたいと話しました。

那覇市の天妃小学校の運天校長先生にも同様の話をしたと伝えたところ運天校長先生とも意見交換してみますとのことでした。これからの展開が楽しみです。

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2日は、今帰仁村役場で喜屋武(きゃん)治樹村長と面談しました。喜屋武村長は、8月22日の村長選挙で当選したばかりでした。

63歳で村会議員を7期務められたベテラン地方政治家でした。二宮金次郎の生まれ故郷の地域からはるばる金次郎像を訪ねてやってきた我々に驚いている様子でした。

二宮尊徳については金次郎の歌を知っている程度だといわれてましたので二宮尊徳が行った農村再興を現代のまちづくりへいかに応用するかについては意見交換できませんでした。

今帰仁村には、絶景の古宇利島に100万人、世界遺産の今帰仁城址に30万人の観光客が訪れています。観光をいかに村全体の活力向上に結び付けるかが課題だと思いました。

今帰仁村で創立128周年の天底(あめそこ)小学校を訪問しました。二宮金次郎像は存在しませんがかつて存在した記録が残っています。

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玉城武利校長先生が創立50周年の際にまとめた記録を探し出してコピーしてくれました。二宮金次郎像について驚くべき記載がありました。

創立50周年を記念した野々宮金次郎の銅像の除幕式の記録です。昭和13(1938)年10月22日のことです。なんと2600人が参加したとあります。

式場には600人でその他の方々は場外の運動場にて参列したとありました。なぜこのような事業が実施されたのか、また可能だったのか掘り下げてみたいと思いました。

前年に日中戦争が始まり国威発揚が盛んに唱えられた時期です。国の政策誘導によるものかそれとも二宮尊徳に対する尊敬の念がある程度あったのか解明したいです。

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天底小学校にはガジュマルの大木がありました。沖縄らしい校庭の雰囲気を感じ取りました。天底小学校の調査で今回の調査日程は全て終了となりました。