(富士屋ホテルHPより)

17日雲ひとつない青空が鮮やかでした。箱根・宮ノ下の富士屋ホテルで結婚式がありました。屋外でのフラワーシャワー、冷たい空気が2人の門出を包み込みました。

130年の伝統と格式を感じさせる見識様式の式場はぎっしりでした。新郎は開成町役場の職員です。単なる行政マンとは全く違うお付き合いの広さを示していました。

主に観光畑で働いてきた職員です。開成町を始め足柄地域にしっかり根差した仕事をして来たことが良く判ります。仕事先で信頼感を得た結果だと思いました。

新郎がその才能を開花させるきっかけとなったのは2年間の箱根町への出向です。世界的観光地で勉強したいという意欲満々でしたので町長の時に送り込みました。

その時に箱根を代表するホテル、富士屋ホテルを始め箱根の観光施設ともつながりを持ち開成町に戻ってからも箱根人脈を開成町の観光振興に役立てました。

新婦は小田原切っての老舗にお勤めの女性でした。薬とお菓子を扱う「ういろう」です。室町時代から続いている日本の中でも指折りの歴史を誇ります。

箱根の富士屋ホテルもそうですが「ういろう」のような企業が存在することはそれ自体が観光資源となります。他の地域ではない恵まれた条件です。

「ういろう」の本店は小田原城のすぐそばにありお城みたいな景観ですのですぐに目に飛び込んできます。小田原の歴史と文化を象徴します。

外国人観光客にとっては興味津々のことだと推測します。店内では万能薬の漢方薬とほのかに甘い羊かんのようなお菓子を求めて行列がいつも出来ています。

世界的観光地の箱根を代表するホテルと歴史と文化を誇る小田原の老舗企業、箱根町で学んだ開成町の職員がこのふたつを結んで結婚式を演出しました。

神奈川県西部地域は横浜や川崎を抱える東部地域に比べてどうしても日陰者的存在に位置付けられます。世界の箱根だけがぽつんと目立っているのが現状です。

箱根のブランドをもっと地域全体で活かす必要があります。地域間で横の連携をとらなくてはなりません。絶対に欠かせないのが小田原の歴史と文化の要素です。

「ういろう」は、民間企業であっても小田原の歴史と文化の代表的存在です。小田原が最も華やかだった戦国時代の北条時代の小田原を知る存在です。

この両者を積極的行動で結び付けるのが開成町の活力です。地域で最も元気と言われる開成町が積極的に動いて世界の箱根と小田原の歴史と文化を連結させるのです。

結婚式は文字通りそうした取り組みでした。舞台は箱根、料理の素材には開成町の特産品の農産物が使われてました。おみやげにはういろうのお菓子が入ってました。

舞台を開成町のあじさい祭りに移してみましょう。あじさいが咲き誇る田園で箱根の一流シェフがキッチンカーを使い地元のの農産物を素材に料理教室はどうでしょうか。、

毎年超満員のあじさい祭りで、外郎(ういろう)売りの伝統芸能の披露はいかがでしょうか。来年はあじさい祭り30周年、元気な開成町職員の皆さん知恵を絞りましょう。