わらび座ミュージカル、二宮金次郎、足柄地域公演まで60日

昨年の8月から準備を始め10月に実行委員会が立ち上がって半年余り。わらび座ミュージカル二宮金次郎の公演が来月に迫りました。

小田原市栢山で生まれた二宮金次郎、薪を背負って頑張る少年時代の像の印象が強く大人になってからの活躍が余り知られていないのが残念でなりません。

日本全国で地域の再生が求められている今日、二宮金次郎が大人になって取り組んだまちづくりはまちおこしのヒントや手掛かり満載です。

わらび座によって大人も子供も楽しめるミュージカルとして二宮金次郎の歩んだ道をたどれるのは又とないチャンスだと思いました。

足柄地域公演の最大のセールスポイントは、日本を代表する演劇集団であるわらび座のミュージカルが大人2500円で観賞できるというお手ごろ感です。

チケット代金を下げることが出来たのは開成町役場が窓口となって自治宝くじからの助成金を獲得してくれたおかげです。担当の皆さんのご努力に感謝です。

それと多くの企業や団体個人の皆さまから協賛金をいただきました。本当にありがとうございました。あとはチケットを売りまくり満席にすることです。

会場の開成町福祉会館が狭いので、午前の部(10時半より)と午後の部(2時より)に分けました。最低700人、できれば800人は確保しなければなりません。

2500円になったとはいえミュージカルに余りなじみの無い地域でチケットを販売するのは容易ではありません。30人の実行委員が頑張ってます。

お揃いのTシャツも協賛企業の援助で出来ました。開成町の人気のゆるキャラあじさいちゃんにもお手伝いしてもらい駅前などでチラシを配り宣伝に努めています。

会場のすぐそばの本屋さんと連携して「二宮金次郎本」のコーナーを設けチケットの販売もしています。町の本屋さんの支援にもなるというアイデアです。

これからは毎週末にどこかでチラシ配りをする計画が立てられています。実行委員会も毎週日曜日開催する計画が実行委員長より送られてきました。

チケット販売の責任者からは何枚売れたか確認が頻繁です。まとめてチケットを置いていただけるところが見つかるとたちまち補充のチケットが届きます。

絶対に休ませないとむちをあてられている気分です。3月末で目標の半分400枚は売ろうと叱咤されました。結果は目標に50枚届きませんでした。

連休前までにめどを付け5月は公演そのものの運営の方へ集中したいと考えています。わらび座ミュージカル二宮金次郎チケットご購入是非ともお願いします。

私は、二宮金次郎の教えを学びながらまちづくりの地域貢献をするグループ「あしがら平野一円塾」を立ち上げて活動を続けています。

「一円塾」の総会は4月22日です。二宮金次郎の生家の隣に立つ尊徳記念館で行います。有志で沖縄県の二宮金次郎像を調査に行った報告をします。

総会の場でも二宮金次郎ミュージカルのチケット販売に努めます。二宮金次郎と少しでも関心のある皆様方のご協力を切にお願い致します。