総選挙3~立憲民主党に”希望”を感じるの巻~

マスコミ各社が伝える選挙情勢は巨大与党の存続。終盤に入ってもその流れに変化はないように感じられます。

ただ、NHKの世論調査でどのような選挙結果を望むかとの問いに対し野党の議席数が増えることを期待している有権者が多いです。

10ポイント近く多いです。どちらともいえないという人も40パーセンと近くいてまだ波乱要因はあります。

野党の議席を増やすには野党が可能な限りまとまらなければ一対一の小選挙区では勝ち目がないのは当然です。

しかし野党のほうが自分でバラバラにしてしまったのですからいかんともしがたいです。責任重大です。

民進党の前原誠司代表は、党首自ら党の解体を宣言しそれを受けて希望の党の小池百合子代表は排除の論理で臨みました。

一つにまとまり小池人気で怒涛の前進かと思われていた矢先にドタバタ劇が始まってしまいました。

今回は野党の議席を増やして安倍政権の強権的な姿勢に待ったをかけようと思っていた有権者にとっては拍子抜けです。

そんな混とんとした状況の中から立憲民主党という政党が誕生しました。小池さんに追い出された勢力が結集しました。

独裁的な小池手法に反旗を翻して枝野代表を中心に新党ができました。世論調査でもかなり善戦しています。

「立憲民主」という難しい理念を掲げただけに民主主義に強いこだわりを持つ市民運動家などが後押ししました。

それに加え私は判官びいきがあると思います。蹴散らされそうになったのに踏ん張った姿勢に共感する人がいるからです。

私はもちろん民主主義は大切だと思っていますが今回は後者の方の人情として立憲民主党を応援したくなりました。

小田原の市議会議員の佐々木ナオミさんより15日の日曜日、立憲民主党のキャンペーンを行うので協力して欲しいと依頼されました。

二つ返事で了解しました。小田原市、足柄上地域、秦野市を立憲民主党の政党の宣伝カーで回り支持を呼びかけました。

所々で立ち止まって皆でマイクを握り比例代表は立憲民主党と声を上げました。意外に反応が良いのに驚きました。

立憲民主党は名前が難しいですし地元の神奈川県第17区には小選挙区の候補者はいませんのでピンと来ないと思ってました。

自民党や公明党のように組織があるわけではありません。動員はかけれません。ごく普通の市民から声がかかります。

私と同様に立憲民主党の結党の経緯を観察して出来立てほやほやの政党に頑張って欲しいという有権者いると感じました。

一緒に回った応援団も良かったです。子育て中のママさん、まちづくりに奮闘している現役世代のパパさん。

それと全国的に有名な秦野市内のラーメン屋の大将。なんつッ亭の古谷一郎さんの参戦が大きかったです。

政治の現状を観て黙っていられないという思いで駆け付けたと自らの言葉で語りかけます。共感を呼びます。

単に有名人というだけでなく政治に対する心構えがまっとうです。無関心だった自分が変化した訳をしっかり訴えてました。

政治の現状を憂いている市民たちが声を上げ、この輪がじわじわと広がれば政治は変化します。私は希望を持ちました。