私の2017年~神奈川の立憲民主党の使命~

今年の最後のブログです。政治関連の話題を取り上げます。今年最大の政国内治ニュースは、立憲民主党の立ち上げと驚異の大躍進です。

総選挙で自民党が圧勝した一番の原因は。野党の側が本当に政権をとる気概やその自信もないのが一番の原因だと思えてなりません。

こうした中で新たに立憲民主党が立ち上がりました。追い詰められた末、窮鼠猫を食むような立党でした。追い詰めたのは、小池東京都知事の排除の論理でした。

新党の希望の党を自ら結成し率い大躍進が約束されているかのような幻想が日本中を覆いつくしました。そこから排除された面々が創ったのが立憲民主党です。

私の地域の神奈川県第17区では小選挙区の立候補者がいないので比例代表で立憲民主党へと呼びかけるキャンペーンに参加しました。

保守色の強い政治風土なのに立憲民主党への有権者の期待感をひしひしと感じました。筋を通した立憲民主党へのエールだと受け止めました。

55議席獲得は事件です。この流れを活かし将来政権を狙う地域に根差した政党として本格スタートを切れるかどうかが立憲民主党の2018年の最大課題です。

政策では憲法の平和主義の柱である9条の改正阻止は明快に打ち出す必要があります。この平和大原則はどんな時代でも日本進路の指針となりえます。

それと理念だけではご飯が食べれませんので地域住民にもわかるような言い回しで経済や地域課題を語らないと地域に根ざすのは難しいです。

来年早々には立憲民主党の神奈川県の県連も発足するやに聞いています。春には結党大会もあるようです。期待感が増すもしぼむもスタートダッシュ次第です。

私は2018年、地元地域で平和志向の市民運動と連携して立憲民主党の考え方を具体に広げる運動を始めたいと考えています。

立憲民主党にとって目標となるのは2019年の参議院選挙の前にある統一地方選挙だと思います。新たな運動をここにつなげたいです。

そのうえで県知事選挙や首長選挙で真正面からぶつかる構図を組み立てることができるかどうかです。地域から草の根運動で戦える土台作りに着手したいです。

私の地元神奈川県は立憲民主党が小選挙区で3議席を得ました。比例で復活した議席も合わせると5議席です。十二分に戦える基盤はあります。

県知事選挙で真正面から対決の構図を作れれば話はわかりやすいです。神奈川県は安倍政権の要の菅官房長官の強い影響下にあり真っ向勝負となるからです。

神奈川県において立憲民主主義のぼりを高らかに挙げられるかどうかは、県知事選挙の戦いから逃げずに挑む胆力にかかっているように思います。

立憲民主党が中心となり野党勢力を集め神奈川においても強力な一強体制に風穴を開けることができれば神奈川の立憲民主党の存在感は一気に高まります。

先の総選挙で失うものはないと背水の陣で立憲民主党は、事件を起こしました。次は2019年の統一地方選挙です。神奈川県知事選挙も目玉の一つです。