昨日のブログで教育と医療の充実が定住人口を増やすための条件として不可欠と書きました。しかし、一筋縄ではいかないとも述べました。

しかし、千葉県成田市のように国家戦略特区として国際医療福祉大学医学部の新設を認可され地域の活性化の端緒を得た事例もあります。

風穴を開けるキーワードは「先進医療」であることは間違いありません。この一点にまずは集中し先進病院誘致の可能性を探るのが手順です。

神奈川県足柄地域は、首都圏のはずれにありほどほどの利便性があります。病院設立にピタリとはまる適地が南足柄市内にあります。

加藤修平市長も十二分に認識しているはずです。市北部に広がる運動公園の周辺の丘陵地帯です。運動公園はヘリポートになり環境も良いです。

この立地条件と先進医療を組み合わせるとどのような病院を誘致する可能性が出てくるかを考えることです。ズバリ救急医療です。

医療事情に詳しい専門家によりますと韓国ではやけどの最先端医療機関を一か所に集約しているということです。このアイデアは応用が利きます。

日本列島は複雑な地形で災害も多く一か所に集中ということにはなりませんがやけどを含む救急医療拠点整備地域として国に逆提案したらどうでしょうか。

やけどは皮膚の移植など最先端の再生医療と密接不可分です。この分野は民間企業がしのぎを削っており富士フイルムもその一翼をなしています。

もし足柄地域に基盤を持つ富士フイルムと連携して病院設立の動きをすることができれば強力な応援団となります。地域版の官民連携です。

もう一つ運動公園を活かすアイデアがあります。スポーツによるあらゆる身体の障害のリハビリテーション機能も持った病院とするプランです。

温泉を掘り温泉によるリハビリ施設も用意できればさらに良いです。世界の超一流のアスリートたちが注目する病院となり名をはせることも狙えます。

この組み立ての中に大学も参加してもらうことができれば医学部の立地とまではいかなくても大学の名前を冠した最先端病院の設立も見えてきます。

最先端病院の経営に加わりたい民間医療機関が手を挙げてくることも十二分に考えられます。最先端病院設立に向けてチームが結成できます。

最大の課題は施設を建てる主体をどうするかです。それと国と県と地元自治体と民間企業の資本参加を組み合わせて建物の建設の財源のめどをつけることです。

最先端病院の進出によって既存の県立病院や小田原市立病院との役割分担で地域医療の充実に資するような方向にしなければなりません。

地域の医師会とのあつれきを避けなければなりません。機能を特化している提案ですので地域の医師会と共存共栄を図れると思います。

最先端病院の誘致ができれば足柄地域は一変するのは間違いありません。地域交通体系が一挙に充実するきっかけとなるはずです。

首長が挑戦する気概を持ち事に当たれば実現します。足柄地域で可能性を信じ実現に向けて果敢に行動する首長の登場を待ちたいです。