「平和のための全国地方議員の訪朝団」の動きが具体的になってきました。100人を募集し、できれば今年の5月ごろの北朝鮮訪問を目指してます。

日教組の元委員長で旧総評議長も務めた故・槙枝元文さんが呼び掛け1993年に結成された「自主・平和・民主のための広範な国民連合」が事務局です。

国民連合は、歴代自民党政権の路線は、アメリカの国際戦略に追随するもので自主性を失っているとして新たな路線を求める幅広い勢力を結集しようとしました。

日本全体が保守回帰の流れにあり運動は決して順調とはいえませんが地道な取り組みを継続してます。そんな運動の一つが全国地方議員交流研修会です。

昨年7月北海道札幌市で開かれた大会で元福岡県議会副議長の北原守さんから全国の地方議員による北朝鮮訪問への呼びかけがありました。

昨年11月三重県伊勢市で開かれた国民連合の総会でも再度呼びかけがあり、今年5月ごろの訪問を目指すこととなりました。

詳細な日程は決まってはいませんが、私は画期的な出来事だと評価します。地方の側から草の根外交で事態打開に汗をかこうというのですから。

ここまで具体化してきたのは北原さんら福岡県の地方議員の皆さんが毎年のように北朝鮮を訪問しパイプを作り育ててきたからにほかなりません。

敵対していても話し合いのルートがなければ対立がすぐさま抜き差しならぬ状況になります。意見の隔たりが大ききからこそ話し合いのルートが必要です。

日本と北朝鮮の政府間の関係は、拉致問題も解決しないまま推移し更に昨今の米朝対立の真っただ中にあって断絶状況が続いています。

政府間の関係が悪くても地方の議員たちが両国関係の命脈を何とか保ってきたことは高く評価されます。こうした懐の深さが事態が深刻化するのを防ぎます。

公明党の地方議員の方々が活躍しています。北原守さんは公明党ですし東京で中心となって動いている方々も公明党が多いです。公明党議員の信念に敬意を表します。

公明党は自民党との連立与党です。その立場にある公明党の地方議員が日本政府と対立関係にある北朝鮮と関係を持つのには勇気が要ります。

事務局では訪問団の募集に向けて準備を進めています。私も、何とか都合をつけて訪問団の仲間に入れてもらいたいと申し出てます。

北原さんらは北朝鮮への制裁強化一辺倒の現状を深く憂慮しています。話し合いの機運を醸成することが大切でそのための訪朝だと訴えてます。

北朝鮮の目指すところを直接見聞きし平和のために率直な意見交換をすることによって歴史の流れを変えたいと強い意欲を示しています。

北原さんは北朝鮮の主張をそっくりそのまま丸のみしたりお先棒を担いだりするものではなく日本としての主張をきちんとすることが大切だと断言してます。

北朝鮮問題に関心のある地方議員の皆さん、この際、近くて遠い国、北朝鮮訪問を検討してみてはいかがでしょうか。遠からず話しが具体化すると思います。