昨年12月、どんぐり源さんから突然連絡がありました。会いたいということでした。2年ぶりぐらいでしょうか。1時間ほど懇談しました。

88歳です。相変わらずスマホを使いこなしネットへの発信も盛んです。一人で切り回すどんぐり工房も続けられているとのことでした。

しかし、さすがに今後を考えるとどのようにどんぐりの取り組みを継続していくか心細くなるとのことでした。年齢を考えると当然のことです。

私はどんぐり源さんにはチームでどんぐり事業を行うよう再三にわたって助言させてもらいました。どんぐり源さんは、なかなか首を縦に振りませんでした。

一人でマテバシイというどんぐりが食材に適していることや、そこからクッキーやお茶や様々な食品を開発しました。自負があるのです。

どんぐり源さんのどんぐりを大切にすることは自然を大切にすることであり、平和な社会だったとされる縄文の心を取り戻すことだとの思いは純粋です。

どんぐり源さんの思いに賛同する若者はかなりいます。どんぐり源さんが孤高を守るのではなくみんなで一緒にという方向になってもらえれば何とかなります。

私は、横浜市内にある知的障がい者の施設「まちふく」と全面的にタイアップして事業の継続を考えたらどうかと提案させてもらいました。

もともとつながりはあったのですがどんぐり源さんが独立志向がどうしても強いためにコラボが拡大しなかった実情があります。

知的障がい者がどんぐりを拾い製粉化するまでの作業を担当し粉にした後は専門の業者に製品化してもらい、「まちふく」が販売すれば上手く回ります。

障がい者にとっては就労の場になりますし「まちふく」も多少なりとも収入が増えます。どんぐり源さんもアドバイザーとして立ち位置がはっきりします。

どんぐり源さん早速「まちふく」を切り盛りしている田中博士さんに相談し快諾を得たということでした。どんぐり源さんの再出発が今年から始まります。

不思議なことは続くもので今度は20年以上の連絡が途絶えていた知人から私のホームページに問い合わせのメールが届きました。

相談したいことがあるということでしたので先週会って旧交を温めました。元パナソニックのバリバリのエリートサラリーマンだった方です。

リタイアした技術を持っているエンジニアの方たちが中心になってボランティアグループを組織して活動を続けているということでした。

東日本大震災で大きな被害を受けた南三陸町でみんなで育てたどんぐりを植樹して防災と環境の両面で役立とうという取り組みを続けています。

そうしたことからどんぐり源さんの存在や私が関わっていることもネットで知ったということでした。ネットは思わぬかたちでつながるものです。

6月開成町の花であるあじさいが咲き誇るころ開成町に来てもらい、かやぶき屋根の古民家でどんぐり源さんに話してもらったらづですかと提案しました。

メンバーで相談してみるとの返事でした。実現すればどんぐり源さんのこれからを支援する新しい応援団ができるかもしれないと思いました。