小田原市にある黒田侯爵の別邸だった清閑亭で西湘日中友好協会の新年の集いがありました。オカリナコンサートや歌舞伎の外郎売の披露もあり趣向が凝らされてました。

座敷のガラス戸からは温かな春の日差しがたっぷり入りゆったりとした雰囲気でした。参加者は10数人でいささか寂しかったのが残念です。

前日に昨年8月の中国訪問の報告会がありましたので連日の日中友好交流の行事となってしまい参加が難しかった方が多いのも理由の一つだと思いました。

日中友好交流に関わる方が限られていることを示しています。会員が拡大してはいません。高齢化が進んでいます。70代の皆さんが何とか支えているのが現状です。

1972年の日中国交正常化から80年代にかけて日本と中国との関係が良好だった時代に日中友好に取り組もうと参加された若い皆さんも年を取ります。

今後の日中友好交流を考えると若い世代の参加は必須ですが難しいのが現状です。若者と関係があるグループや組織があれば勢いがつきます。

(2017年4月21日ポスト広告 旭丘高校の日中交流行事)

小田原駅前にある私立高校の旭丘高校が学校を挙げて日中友好交流に取り組んでいます。水野浩校長先生が集いに参加されてました。西安市や安陽市の高校と交流を重ねてます。

今年の4月にも中国から高校生を招き交流会を開催するということです。西湘日中友好協会では旭丘高校と連携して交流事業を広げるのが一番だと思います。

私立高校として日中友好に取り組むという方針が確立していますので継続して交流に取り組めます。高齢化した組織にエネルギーをもたらします。

西湘日中友好協会として全面的タイアップを考える時期に来ていると思います。平成の最後の年の今年一年議論して新しい元号の来年に再出発したらどうかと思います。

それと小田原市の側面支援がどうしても必要です。小田原市議会議員の会員の方もいられるのですから市に対しプッシュして欲しいです。

民間だけで交流事業を進めるのには限界があります。中国は少なくとも地方機関の全面的な支援の下で交流をしているのですから差が出ます。

財政難で助成を行うのは難しいとしても市としての正式な取り組みとして位置づけるとか応援の仕方はあります。是非、知恵を出してもらいたいです。

地方自治体は、政府とは違って小回りが利きます。独自の動きもできます。小田原市としての日中交流の新たな展開として検討の余地が大ありだと思います。

小田原市のお隣の箱根町には中国人の観光客がどんどん来ています。観光客の増加を文化や教育へと結びつけて独自性を打ち出すことが重要だと思います。

上辺だけの観光はいずれ飽きられます。より地域に根差した本物の観光とする知恵が必要です。高校と連携し一味違った交流事業を展開し息の長い交流をすべきです。

西湘日中友好協会の生き残りをかけて小田原市の協力を仰ぎ、旭丘高校と連携を深めて行けばしぼみかけている組織の勢いが復活すると確信します。