あくまでも直感に過ぎませんが裏に何かがうごめいているとひらめく事件があります。2001年のニューヨークの航空機テロ攻撃もその一つです。その後、アフガニスタンへのアメリカの攻撃が始まりました。

最初に一撃があってその後戦争になるパターンです。いつかどこかで見たような感じがします。そうです日本の真珠湾攻撃です。1941年12月8日の出来事です。この攻撃で日本はアメリカは全面戦争に突入しました。

しかし真珠湾攻撃が起こりうることはルーズベルト大統領は暗号解読によって察知しており一撃がアメリカに対して行われるのは待ち望んでいた可能性があると指摘する歴史家もいます。

第二次世界大戦は日本、ドイツ、イタリアの悪の枢軸国に対し民主主義国のアメリカとイギリスが主に戦った正義の戦争であるというのが戦勝国の歴史観です。これに歯向かう考え方は歴史修正主義と言われます。

(草思社 ホームページより)

さげすんだ表現です。ところが歴史修正主義にこそ真実があると堂々と主張できる著書が日本でも昨年11月に出版されました。アメリカのフーバー元大統領による『裏切られた自由』です。

昨日、東京お茶の水に行く予定がありましたので三省堂に行ってフーバー元大統領による大著を手に取ってみました。ズシリと重く価格も一般書としては飛び切り高価でした。上下巻で1296ページ、19008円(税込み)です。

内容の衝撃度は見出しを見ただけでもビシバシと伝わってきますが分量と価格にたじろぎ購入は先送りしました。実は、かねてよりルーズベルト大統領の陰謀に関心があり解説本を先に購入し読み進めていました。

翻訳者の渡辺惣樹さんの『誰が第二次世界大戦を興したのか』がとてもわかりやすいです。ほかにも関連する解説書が相当数出ていますので分厚くて高価な本体に挑戦する前に解説本から入るのもありです。

フーバー大統領はルーズベルト大統領の前の大統領で就任直後に大恐慌が発生しそこから脱却できなかった人物として後世の評判は芳しくありません。1964年に死亡していますが大著は陽の目を見ないままになってました。

残された原稿を2011年に歴史家が再構成し出版にこぎつけました。執筆の時期は半世紀以上前ですが世に出されたのはごく最近のことで日本語訳は述べたように昨年11月のことです。

ナチスドイツを叩きのめすことに主眼を置いていたルーズベルト大統領はヨーロッパの戦争に参戦するのに否定的なアメリカ世論を変えるため真珠湾攻撃を使ったと資料に基づいて指摘してます。

日本がイチかバチかの戦争に打って出ざるを得ないようにするために石油輸出の禁止といった強烈な経済制裁に踏み切ったということです。日本はまんまとはめられたというのが結論です。

フーバー元大統領による第二次世界大戦の認識、真珠湾攻撃の真実の主張は日本として看過できる内容ではありません。安倍総理が先頭になり国会で大いに議論すべき重要事項だと思います。