人との縁はったく不思議です。思わぬところからつながりができて、そこからあれよあれよいう間に発展することがあります。

(山森一男さん)

神奈川県山北町に工場を構える旭東ダイカストグループ会長の山森一男さんとのご縁はまさにそうです。寄付のお願いに伺ったことから始まりました。

昨年わらび座ミュージカル二宮金次郎の資金集めに奔走していた私は報徳二宮神社の前宮司から山森さんが散歩の傍ら立ち寄られるという話を聞きました。

二宮金次郎に関心があって企業の経営者ならば寄付をしてもらえるかもしれないと思い立ち、すぐにアポを取り会社を訪問しました。

事実上飛び込みでお願いに参上したのにもかかわらず山森会長は話に耳を傾け、その場で寄付金をいただきました。有難かったです。

それどころか昨年の8月中国・河南省を訪問し日中文化交流事業を行うと紹介したらなんと一緒に参加するということになりました。

山森さんの会社は、金型で鋳造するダイカストの高い技術力を誇っていて中国浙江省寧波市に進出し事業は順調に発展しています。

その山森さんが昨年8月の中国訪問で河南省安陽市で建設されたばかりの福祉施設を訪問した際に熱心に見学されているのが印象に残りました。

伺うと理由がわかりました。工場進出をしている寧波市寧海県でデイサービスのような新たな高齢者福祉事業を興そうとしていました。

4千本近い桜を寧波市内の小さな町に寄付したところ中国側の町が公園を造成し植樹しました。近くにあったスーパーマーケットを山森さんに提供しました。

(完成した福祉施設 旭東ダイカスト社内報より)

山森さんはその建物を全面改修して高齢者福祉の拠点として事業を始めるということでした。今月3月30日に開所式が行われます。

山森さんからぜひ参加して欲しいと声がかかりました。それどころか開所式の翌日、開成町のまちづくりについて講演をして欲しいということでした。

小さな町をあじさいの町として発信し少子・高齢化、人口減少の時代に元気なまちづくりをしていることは中国にとっても参考になるはずだと言われました。

確かに中国は一人っ子政策を40年にわたり続けてきましたので急速に高齢化が進みます。先を見通して今何をすべきかを考え断行する時です。

開成町のまちづくり手法が応用できるかもしれないと思いました。今回講演する地域は人口3万人程度の小さな地域だということで開成町とほぼ同じです。

ここで桜のまちとして名を発信し高齢者が元気に暮らせる美しいまちづくりをすすめたら小さいけれどもきらりと光るモデルになります。

二宮金次郎のミュージカルの実行委員長を務め来年の開成町長選挙に出馬予定の山神裕さんに一緒に行こうと誘いました。

山神さんも中国の今を知る絶好のチャンスだと二つ返事で参加することとなりました。。ほかにも声をかけチーム開成として8人で参加します。

中国の中でも躍進著しい寧波市の中の小さなエリアに開成町を参考に未来を先取りしたようなきらりと光る町が誕生するようお手伝いしたいです。