トランプ大統領を支える主要閣僚の目まぐしい交代劇にはあ然とします。世界一の超大国の骨格人事が揺れれは世界に不安感を醸し出します。

北朝鮮との対話を即断即決して雪解けムードに傾きかけたと思ったら対北朝鮮強硬派が安全保障の担当補佐官に就任して整合性がとれるのか首をかしげます。

もっともトランプ大統領の狙いは取引でアメリカに有利にことを運ぶことだと思われますので相手が予測がつかないよう仕向けるのは合理的判断かもしれません。

ところで、こうした一連のトランプ人事はツイッターで発信されます。意見対立確執があっても最後の最後は相手を称えこれまでの労をねぎらっています。

登用されたスタッフの方も重要な仕事をするチャンスを与えられたことに感謝しその職を去ります。異様な人事劇の中でさわやかさを感じる瞬間です。

神奈川県で面積が一番小さな町、開成町でトランプ大統領張りの人事がなされました。府川裕一町長が7年間支えてきた副町長を事実上解任しました。

3月23日午前に開かれた議会全員協議会の席上、府川町長は副町長に辞めてもらったと語ったということです。詳しい説明はありませんでした。

仮に退任を迫る場合でも常識的にはナンバー2である副町長の人事は一定期間の時間的余裕を持って伝え本人からの申し出という形をとります。

辞表の提出があったという手続きを経て議会に新たな人事を提案して円満な名誉ある撤退の形を用意します。トップとして果たすべき常識的仁義です。

府川町長と副町長の関係は悪化していたことは確かです。しかし、町行政の運営は、すべて副町長が責任を持って取り仕切っているのが実態でした。

私が来年度に出馬する予定の山神裕さんを来年の町長選挙で支援する意向を示したことが府川町長の異様な行動への導火線になった可能性があります。

現副町長は、私とは盟友関係にあります。自らの3選のことで頭がいっぱいの府川町長は邪魔者を消そうと思い込んだのではないでしょうか。

この際後ろから切り付けても自らの地位を守ろうとしたのでしょう。更に副町長を切ることをめぐって何らかの裏取引があった可能性も否定できません。

府川町長はこれまでの選挙戦では敵であった自民党支持層へ積極的にアプローチしていると仄聞します。条件を付けられることは大いにあり得るからです。

府川町長は切るタイミングを計ってひそかに準備していたのと思います。そして取り巻きと相談し最終的な断を下したのが真相ではないでしょうか。

府川町長はこのような芸当ができるタイプだとは一般に思われていません。権力は、人を変身させる魔力を持つことをまざまざと示しています。

昨日、私の地元自治会の総会であいさつに立った府川町長に対し「副町長の首を切った人事を町民に説明して欲しい。」と求めました。

「記者会見をする予定があるので」という趣旨の返答でした。今後の町政運営に決定的に影響が出る事件です。説明責任があります。

また、年度末まで限られた期間であっても副町長の名誉ある退職の段取りを考えるのはトップの責任です。人として最低限の義理を果たせるか注視してます。