逸材、山神裕さん。
来年4月の神奈川県開成町長選挙を目指している山神裕さんの政策構想を初めて聞きました。少なくとも10年に1人の逸材だと確信しました。
先月末から地元中家村自治会を皮切りに開成町内を回る予定だということです。3日の日曜日の夕刻の牛島自治会のミニ集会に参加しました。
冷静な語り口がたいしたものです。明治大学の公共政策大学院に通っていますので当然と言えば当然ですが本当によく勉強しています。
それとこれが最も大切な能力ですが数字的な根拠を常に追求してグラフ化しそれを映像で映し出してわかり安く解説する能力に長けてます。
南足柄市の沢長生前市長がこうした解説が上手でした。もともとの能力値の高さに加え富士フイルムで鍛えられたのだと思います。
山神さんも一流の外資系の金融機関の勤務経験があります。この中での体験がプレゼンテーション能力としてで活きているのです。
何から何まで職員におんぶにだっこではなく自らの能力を活かし勉強し職員を逆に喚起し山積する課題に立ち向かわなければなりません。
神奈川県西部地域は人口が減り少子高齢化が進み医療などの必須の社会的資源が不足している中で行政運営をするのですから当たり前です。
山神さんのような人材は、天が必ず働き場を与えます。ほおっておいたら世のため人のためになりませんから。更に精進して欲しいです。
私が山神さんを推しているから過剰にほめていると思われるかもしれません。でしたら山神さんのミニ集会に出かけて話を聞いてみてください。
この人はたまが違うとすぐにわかるはずです。今すぐにでも府川裕一町長とまちづくりをめぐって大いなる論戦をして欲しいと願います。
山神さんはあれをやりましたこれをやりました的な発言は現職ではありませんのでできません。その代わりに課題をきちんと説明できます。
その上でどのような対策をとるべきかについて全国各地の事例を調査したりした結果に基づいてきちんとわかりやすく解説できます。
ほれぼれしました。自分が町長選挙に出る前、これほどきちんとした政策をトータルで語れたかと思い出してみて、とてもかなわないと思いました。
開成町が近隣市町に比べて借金が多いことについて将来の世代に負担にならないかと質問が出ました。役場庁舎の建設で借金が膨らみますので当然の疑問です。
山神さんは国が定めた水準から判定すると全く危険水域には達しておらず健全財政であるという事実を冷静にまず語りました。
その上で健全財政を将来的にも堅持するための施策を講じるべきだと語りました。具体的には条例で財政規律の在り方を定めることなどを検討します。
山神さんの政策の中でただ一点不足していると思ったのは自然エネルギーの積極活用です。できる限り地域内でエネルギーを確保することは大きな課題です。
開成町は水が豊富なので小水力をより全面的に導入するなどの手立ても考えても良いのではないかと思いました。考えて欲しいです。
現職を相手に小さな集会をこつこつと重ねるのは大変ですが成長するための試練です。大きく花開く日が待ち遠しいです。