二宮金次郎が地球を救う。

国連が提唱しているSDGs=エス・ディー・ジーズ、持続可能な開発目標のことが先週金曜日のブログでブームになっていると紹介しました。

日曜日の夕方、子供にもわかるようかみ砕いて世界の動きを紹介するNHKのニュース番組でもSDGsを解説してました。

外務省はかのピコ太郎さんを活用してSDGsのキャンペーン動画を発信しています。ピコ太郎さんは独特の手ぶりで紹介してます。

国連が持続可能な発展のために最初に挙げているのは貧困の撲滅です。この課題解決が一丁目一番地だと訴えていると受け止めました。

外務省は、海外への渡航者に広く薄く税金をかける出国税をグローバル連帯税と名付けて途上国支援の財源にしようとしてます。

しかし出国者が年間1800万人近くに増大した今日では、出国者に対する課税は大衆課税の側面も持ちます。消費税みたいなものです。

本来ならば大衆に課税するだけでなく世界から資源を得て最も恩恵を受けている大企業にも地球の持続のために負担してもらうのが筋です。

資源の多くは途上国にあります。途上国で貧困が深刻になり国家が混乱すれば多大な影響を受けます。途上国の経済の安定のため努める責務があります。

出国税などという枝葉の議論ではなく他国性に拠点を置く大企業にも持続可能な発展を維持するため応分の負担を要請すべきです。

法人税と同様に利潤の一定割合をグローバル連帯税として負担してもらいその資金を途上国支援を行う財源とすることを検討すべきです

また、個人・法人を問わず莫大な資産を運用、いわゆるマネーゲームで有り余る利潤を得ている投資家たちの利潤に対しても国際的課税が求められます。

マネーゲームで得た巨額な利潤が課税から逃れている事実の暴露が相次いでます。国際的課税技術の開発が叫ばれていますが道遠しです。

ふとある人物のことが頭に浮かびました。江戸末期に疲弊した600もの農村の再興を行った二宮金次郎です。適切な事業運営で財源をひねり出しました。

二宮金次郎は農民や農村のリーダー、領主各階層に応じた「分度」を設定しました。分度とは生活が維持可能となるラインのことです。

その設定ライン以上の余剰のコメなどの資源を供出させました。「推譲」といいます。農村再興のための投資や困窮する農民への救済財源に換えました。

このやり方を国際的に展開できればすなわち富める国や人の余剰を恵まれない国や人のために活用できれば地球上から貧困を撲滅も可能です。

二宮金次郎といえば薪を担いで読書する銅像のイメージが強く戦前そうしたけなげな姿が強調されたこともあって違和感を持つ方も多いです。

しかし二宮金次郎の実像は全く異なり現代の難問解決につながる実践を行った巨人です。その手法を応用すれば地球を持続可能とすることができます。

二宮金次郎が生まれた日本は金次郎の発想と手法を学び直し、国連が決議したから行うのではなく日本独自の発想と手法を使って世界に貢献すべきです。