国も地方も最大の争点は安倍政治。
今年2月神奈川県西部地域からまっとうな政治を創り出す動きをしようとE-ACTの立ち上げに参加しました。
自民党が圧倒的に強く野党勢力がバラバラの状況では地域に根差した地点から政治の流れを変えるしかないという思いでした。
野党の中では立憲民主党が世論調査で唯一二けたの支持率を得てますのでこの勢いとともに歩むことにしました。
2月10日に小田原市内で立ち上げのイベントを実施し立憲民主党神奈川県連代表の阿部知子衆議院議員を招きました。
共同代表の佐々木ナオミ小田原市議との間で討論を行い私たちの地域からの発信をアピールしました。
その佐々木さんがこのほど一大決心をしました。立憲民主党公認で神奈川県議会議員選挙に出馬します。
選挙は来年2月の統一地方選挙です。議席は2議席、現職は二人とも自民党です。
佐々木さんは基本的に無党派市民の集まりが支援する草の根集団が支えています。
組織力も弱く市民の良識に訴えて活動を続けてきました。自民党との力関係は大きな開きがあります。
しかし一方で風もあります。立憲民主党が掲げるまっとうな政治に対する期待感は依然として残っています。
それに加え女性の政治参画が大きな社会的テーマとなっています。参画を促す法律が成立したのは追い風です。
また、政治をもっと透明感のあるものにとの有権者の願いは確実にあります。女性の視点で応えれば支持の拡大が望めます。
佐々木さんを支援する仲間たちと立憲民主党は共同で9月9日に小田原市のお堀端ホールで集会を開くことにしました。
立憲民主党の福山哲郎幹事長と早稲田ゆき衆議院議員を招き佐々木さんと県議選出馬に向けての討論会を行います。
ゲストの二人と佐々木さんとのやり取りを通じて佐々木さんがなぜ出馬を決断したかを理解してもらおうと考えてます。
安倍総理を中心にした現在の安倍一強政治に疑問を持つ多くの方に参加して欲しいです。
佐々木さんの決断の奥底には安倍政治の現状をこれ以上許していてはいけないという思いが強いからです。
自民党内でも安倍総理の一強体制の是非をめぐり石破元幹事長との間で来月総裁選挙が実施される見通しです。
挑戦がなければ政治は変革しません。石破さんがどのような論戦を仕掛け自民党員がどう反応するのか注目してます。
佐々木ナオミさんの挑戦も次元は全く異なりますが石破さんの挑戦と相通じる要素があります。
安倍一強政治の現状を変えるべきではないかという視点です。石破さんは自民党内から党員や国民全体への問いかけです。
佐々木さんは小田原という一地域から県政レベルの問題提起です。両者は全く別物ではないと思います。
強権的な安倍政治に対し多くの自民党国会議員も中央省庁の官僚たちも恐れ委縮しているように見えます。
この政治の潮流は地方へ波及しています。沖縄県のように自己主張すれば徹底して圧力をかけられます。
要するに国も地方も最大の争点は安倍政治にあるのです。強権的な安倍政治の是非を問う場だと私は思います。