沖縄県知事選挙、翁長知事の遺志を継げるかどうか正念場。

沖縄県知事選挙、地元紙の琉球新報が互角、沖縄タイムスは翁長知事の流れをくむ玉城候補がリードと報じてます。

注目されているのは期日前投票数です。期日前投票が14日~23日で県全体で95143人とのことです。

前回10日間で54331人でした。今回の急増ぶりがわかります。自公が推す佐喜真候補側の戦術と見られてます。

更に台風の接近も気になります。最終盤に沖縄に最接近の予測です。30日の投票に大きな影響を与える可能性があります。

今回の沖縄県知事選挙の争点はただ一点翁長知事の遺志を継ぐのか否かに尽きます。ほかにはありません。

沖縄県知事選挙がここまで激戦となった背景は8月8日翁長知事が急逝したことです。

すい臓がんを患い闘病を続けながら普天間基地の名護市辺野古移設を阻止するための行動を続けていました。

翁長知事の最後の最後の戦いは自らの身体を捨て、沖縄県民に辺野古の是非を問うことでした。

翁長知事の心情を思うと魂が揺さぶられます。本当の本気で移設阻止に賭けていたことが痛いほど理解できます。

翁長知事の死がなければ私はここまで激戦になることはなく自公の推す候補が有利な戦いをしたと思います。

翁長知事の死によって辺野古への移設阻止派は翁長知事の死と引き換えに息を吹き返しました。

翁長知事の遺志を継ぐという錦の御旗を贈られたからです。弔い合戦となったのです。

玉城候補が勝てるかどうかは、翁長知事の遺志を継ぐという決意を全身全霊を込めてどこまで浸透させるかにかかってます。

翁長知事は「イデオロギーではなくアイデンティティの戦いである。」といい続けてきました。

イデオロギーは主義主張です。アイデンティティーは、沖縄という存在意義です。

翁長知事は沖縄という日本国土の1パーセントに満たない小さな島が歩んできた歴史から問うているのです。

先の大戦でアメリカ軍の上陸後、強権によって在日米軍基が建設され今なお基地の集中に苦しめられ続けています。

なぜ沖縄はここまで犠牲にならなければならないのか新基地をなぜ受け入れなければならないのかと訴えているのです。

翁長知事は、「沖縄が本土に甘えているのか。本土が沖縄に甘えているのか。」とも問いかけています。

沖縄という全存在をかけて辺野古新基地の建設に抗していたのです。認めることは沖縄の死を意味するということです。

私は翁長知事のこの提起を本土のすべての国民は重く受け止めるべきだと思います。

翁知事は政治信条を超えて沖縄がこれ以上踏みにじられることにノーを突き付けているのです。

沖縄を日本の国土と思う人ならば魂の叫びに耳を傾かない人はいないと思います。

翁長知事の遺志の継続ができないということは沖縄を切り捨てる行為と同等だと思います。

その行為は本土にも跳ね返ってきます。在日アメリカ軍の意思を最優先に政治がまかり通ることを認めることだからです。

私は、玉城候補に何としてでも勝ってもらい翁長知事の遺志を継続し堂々と政府に異議申し立てをすることを望みます。