2018年11月6日
本日、11月6日は、私の誕生日ですので覚えやすいです。20年後も記憶に残る歴史的節目の日となると思います。
アメリカの中間選挙でトランプ大統領が2期目の足場を作り世界を混とん状況へと導いた出発点の日としてです。
中間選挙で民主党が有利とされていた下院でも相当に追い上げているとの報道です。印象的にはトランプ大統領の勝ちです。
中間選挙でトランプ大統領は信任を得たということで、もう1期やってあと6年間大統領として君臨する可能性が出ます。
トランプ大統領が中間選挙を乗り切ることで世界のこれまでの秩序が更に大きく揺らぐのは確実です。
中国との貿易戦争は冷戦に例えられるような事態へと進展しています。対立状況が容易に溶けるとは全く思えません。
ナンバー2を叩くことで世界の覇権を維持してきたアメリカにとって対中国への対応は常とう手段とも言えます。
あとアジアではイランに対する制裁がきな臭いにおいをぷんぷんさせています。イランの過激な反応が心配です。
南米ブラジルでは来年1月にブラジルのトランプ大統領といわれるボルソナロ大統領が誕生します。
一方でヨーロッパの雄でトランプ大統領の路線に待ったをかけてきたメルケル首相が2021年で引退を表明しました。
過激な言動のリーダーがばっこし寛容で穏健な主張を展開してきたリーダーが退場となるわけです。
さて、日本はというと相変わらず安倍政権はアメリカ一辺倒の方針以外の選択肢を持ち合わせていません。
トランプ大統領はアメリカの利益にならないとみると容赦しません。過激な取引を仕掛けてきます。
日本の主要産業の自動車は常に高率関税をかけると脅されて農業が取引材料となりズタズタにされてしまう恐れがあります。
食料は命綱です。遠いところから薬品まみれで運ばれてきたら国民の健康はとても守れません。
日本はアメリカ一辺倒ではないもう一つの道を探し出さなければならない時期に直面しているのです。
勇気を奮って安倍政権に待ったをかける道を歩むことでもう一つの日本を見つけ出すことが絶対に必要です。
身近な選挙である地方選挙もグローバルな世界情勢と無関係ではなく直結していると考えるべきです。
だから私は身近な地方選挙で自民党独占ではいけないと勇気を出して立ち上がった候補を応援しています。
来春の小田原の県議選では女性小田原市議の佐々木ナオミさんが自民独占の選挙区で一角を崩そうと奮闘中です。
秦野選挙区でも自民独占阻止を掲げて著名なラーメン店の店主の古谷一郎さんが身を挺して踏ん張っています。
2012年12月に民主党が大敗して以来、安倍総理の一強政治が継続してきました。
まるで戦前の大政翼賛のような状況です。このままではトランプ大統領にやりたい放題にされてしまいます。
日本の国民の生命財産を守るためにはもはやアメリカ一辺倒では立ち行かなくなっているのです。
身近な地方選挙でアメリカ追随の自民党一強政治の流れを止めることから始めるしかないのです。正念場です。