神奈川県開成町長選挙、第２ラウンド。

来年４月の開成町長選挙。今年のはじめから町長選挙をめぐり動きが出て年末にきて構図が固まったようです。

現職の府川裕一町長に対し新人で元外資系金融マンの山神裕さんが挑むことになり選挙戦は第２ラウンドに入りました。

私の立場は鮮明です。新人の山神さんの勝手連的応援団です。現職の町政が継続することへの危機感からです。

一方、山神さんのスタンスも明確です。独自性を持って選挙戦を戦い抜くとの姿勢で私とははっきり一線を画してます。

自らの考えで自らの町政を運営していきたいとの強い意欲に期待はますます高まりました。

さて、昨日のブログとも関連しますが開成町長選挙においても投票率に関心を持って見守ってます。

開成町も時代の変革期にありできる限り多くの有権者が投票してもらい今後の方向性を決定してもらいたいです。

現職の府川町長に投票率アップの運動を期待するのはできません。今が良いという姿勢だからです。

開成町は問題がないんだ、あれもやりましたこれもやりましたという戦術で選挙戦に臨んでいるように見えます。

この姿勢は有権者を喚起しません。問題ないなら投票に行かなくても良いではないかということになるからです。

開成町の実態は府川町長が言うような状況ではありません。先を見通す眼が少しでもあれば危機はすぐに見えます。

小さな点のような町が人口が伸びているからといって周辺の市町は全て人口減少が顕著です。

おちょこの中だけを見ていいだろういいだろうと言っている場合ではありません。広域的に見なければなりません。

愚痴に聞こえるかもしれませんが、そもそも人口が増えるような状況にしたのは府川町政とは全く無関係です。

府川町長の勝利への近道は投票率が上がらず組織力に勝る現職が新人の挑戦を退けるというやりかたでしょう。

後ろ向きで王道とはほど遠い安直な手法です。もっと正々堂々と広く町民に問題点を明示し投票を喚起することが大切です。

投票率アップは、新人の山神さん次第です。開成町もいずれじり貧だと問題点を明確に指摘しているからです。

見たくない現実を直視し本当の実態を町民に理解してもらって初めて投票行動へと結びつきます。

人口が伸び発展を感じている町民が多い中で先を見てこうした選挙手法をとることは簡単ではありません。

町民と危機感を共有することが難しいからです。しかしその困難な道を堂々と歩んでいることは、高く評価します。

選挙戦の第２ラウンドは、現職、新人のどちらが鮮烈な政治姿勢と政策を提示できるかの勝負だと思います。

恐らく地域の青年会議所が公開討論会を年明け２月ごろでしょうか実施するることになるのではないかと思います。

両者の力量が判定される真剣勝負の場になるでしょう。今からわくわくし待ち遠しいです。

直接議論を戦わせる方法でないのが残念ですがそれでもどちらの候補が上手かはわかります。

多くの町民が参加して両者の政治姿勢と主張に耳を傾け投票の判断材料にして投票率向上につなげて欲しいです。