私の2018年 その7 年の瀬の選挙情勢
来年4月は統一地方選挙、神奈川県西部地域、年末になって前哨戦が激しくなってきました。
いちばん激しく動いたのが、中心都市の小田原市。現職の自民県議の守屋輝彦さんが市長選への出馬を決めました。
市長選は、再来年の5月の予定で、加藤憲一市長が4期目を目指すとなると激突となります。
今月行われた神奈川県逗子市長選挙と若干似通っています。ソフトイメージの現職市長に対抗馬が激突するパターンです。
逗子市の平井竜一前市長は、52歳、前回は無投票で3選を果たし盤石であるかのようにみえました。
対抗馬に商工会長を務めた桐ケ谷覚さんが擁立されましたが年齢は69歳で平井さんより一回り以上上でした。
結果は、3000票の差をつけて桐ケ谷氏の勝利となりました。私は、小田原市長選挙への波及を直感しました。
50代前半でソフトイメージの市長が対抗馬が仕掛けた政治姿勢と政策の真っ向勝負で敗れたからです。
守屋県議の市長選転出により来春の県議選の椅子がひとつ空きます。守屋票の行方が大きな焦点となります。
既に何度もお伝えしてますが私は県西地域初の女性県議ということで佐々木ナオミ小田原市議を応援してます。
佐々木さんは立憲民主の公認ですので野党系です。保守票を狙って男性の小田原市議が出馬の動きを見せてます。
現職の自民党県議、男性の無所属候補、佐々木ナオミさんの3人で2議席を争う構図となりそうです。
佐々木さんは、保守も含め幅広い層から票を得れるかどうかが焦点となり厳しい戦いを覚悟しないとなりません。
お隣の南足柄市でも年末にきて動きがありました。すでに出馬表明をしている現職の加藤修平市長に対抗馬が出ました。
3期目の南足柄市議の星崎健次さんが出馬表明です。小田原市と合併をめぐる論議の進め方を争点にしてます。
69歳の加藤市長に対し45歳と若さで対抗は好ましい条件ですが合併を争点は首をかしげます。
合併断念は、大方の南足柄市民は良しとしていると思るからです。問題は、合併をめぐる市長の態度です。
2011年4月の選挙では合併反対で勝利し、いつの間にか合併論議へと進み、合併反対で議論を終わらせました。
合併推進かどうかではなく不誠実なやり方を前面に掲げて市民の信を問うべきです。もう一つ争点があります。
道の駅建設問題です。極めて厳しい財政難の中で踏み切る公共事業かどうかも信を問うべきだと思います。
星崎さんのほかにもう一人出て道の駅建設も含めて選挙戦で市民に信を問えば選択肢が揃うことになります。
女性なら更に望ましいです。時代の流れだからです。県西地域初の女性首長を目指す方はいないのでしょうか。
最後にわが地元でも新しい動きがありました。まっとうな政治を地域から興す仲間の一員が町議選に出ます。
地域で阿波踊りの活動を熱心に進めている井上慎司さんです。阿波踊りと言えば「慎ちゃん」で名が通ってます。
30代です。若い世代の少ない町議会に若さという風を吹き込んでくれると期待してます。